また、韓国のネットユーザーの事情やインターネットビジネスの影など、インターネットの普及により生まれた裏事情にも言及している点が興味深い。普及によるメリットの裏で、日本でも問題になりつつある若者のサイバー中毒や、デジタルデバイドなどといった社会問題まで扱っており、ここまで幅広いスタンスで語られた韓国インターネット事情の本は珍しい。硬軟併せ持った内容の本として、韓国に興味がある人には、ぜひ一読をすすめたい本である。
ただ惜しむらくは、誤植が多いことと、こなれていない表現が多いこと。こうなると、全編にわたり頻出している数字情報に対しても疑問がわいてきてしまう。スピードが要求される内容というのはわかるが、もう少し編集者の注意が欲しいところである。(朝倉真弓)
韓国の全人口に対するインターネット利用者の比率は五三%。約三〇%にすぎない日本をはるかに上回り、米国に匹敵する。しかもブロードバンドの普及も、日本よりはるかに早い。本書はそんな韓国で、どんなサイトが人気を集めているのか詳しく紹介している。
それによると、日本にも似かよった人気サイトがあるケースが多いが、中には、ネットサーフィンをする際、音声で次にどのサイトに移るのかを指示できるボイスポータルサイトなど、目新しいサイトもあることがわかる。本書を読めば日本のインターネットビジネスの半歩先のヒントがつかめるかもしれない。
(野口 均=ノンフィクション作家)
( 野口均(ノンフィクション作家))
(日経ベンチャー 2001/10/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
看板に偽りあり,
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レビュー対象商品: 韓国インターネットの技を盗め! (単行本)
韓国社会のインターネット事情を知りたい人には、おすすめ。本の章立ては、第1章から第4章まで IT事情をしる本としては、満足の行くものであった。第2章の人気サイトベスト20。韓国の人気ホームページの画面キャプチャ図・URL・電話番号・会社名・・・と詳細データがかかれている。私自身読んでいて「を!」と思ったところは、後でアクセスしてみた。全部で10サイトほどしらべた。比較外国のページを見る機会が少なかったので、よい機会となった。 また、なぜ韓国でインターネットがひろまったのか、現状の社会問題点などは本当におもしろかった。 しかしタイトルである「韓国インターネットの技を盗め!」とかいてあるような技は、本文のどこをみても盗むものはなかった。 この本の結論は「インターネット収益モデルは模索状態」ということであった。ITを通じての収益モデルを模索しているのは日本も同様である。 日本の2~3年先を行っているという韓国がこの調子では、日本も後2~3年 技を盗めというからには、技術であったり成功ビジネスモデルが書いてあるのかと思いきや、テクニックや画期的なビジネスモデルなどどこにもかいていなかった。 「タイトルに偽りがある」という意味で☆2つです。作者?編集者?はちょっとかっこつけすぎたのでは・・・。
33 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ヴェールの下を見ろ!,
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レビュー対象商品: 韓国インターネットの技を盗め! (単行本)
韓国の若者に対して行った『韓国の誇りとなる文化を3つ挙げて』というアンケートの回答ベスト3がキムチ、ハングル、そしてPC房(韓国版インターネットカフェ)であったという。その文化の薄っぺらさに驚くべきかPC房とやらの普及度に驚くべきか、判断に迷うところであるが、かくのごとく韓国では高速回線が普及しているらしい。 しかし、本書並びにいわゆるIT大国とされている韓国のインターネット事情を描いた本を読んでも、根本的な疑問は解消されない。 また、韓国のADSL回線の価格も経済格差を考慮に入れると日本で光ファイバーを導入ち!以上の費用となる。
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