韓国歴史ドラマで舞台となっている韓国の住宅に興味がわきこの本を読みましたが、
韓国の民家があまりに良くできているので驚きました。
韓国の民家は、房と大庁という2つの空間で構成されています。
房は、冬を意識した閉鎖的なしつらえで、オンドルと呼ばれる床暖房を備えています。
大庁は、夏を意識した開放的なしつらえで、
床は板張りで天井がなく小屋裏を現した大空間です。
冬でも夏でも快適な実に良くできた家です。
大昔からこの居住スタイルが確立されていたということは、
大変な驚きです。
ところが、現代の韓国の住居には、このスタイルが全くいかされておらず、
日本と同じように西洋かぶれのLDKスタイルになっているというのも現代病として理解できます。
自然に対して誠に合理的なこの居住スタイルの神髄を
歴史の闇に葬らず現代に蘇らせるべきであると思います。