登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
しかし読んでみると、内容はノムヒョン現大統領のインターネット選挙を紹介したもので、国政レベルの話であり、私の期待した地方自治にインターネットを利用する話はありませんでした。
また、韓国の大統領選にインターネットが活躍したのも、「インターネット新聞」が韓国では流行っていて、それが主流になっていたようです。私は日本の2チャンネルのようなものを想像していたのですが、そういうものではなく、編集者が一定の政治的な方針を持って編集している「新聞」をインターネットで配信もしくは掲示しているもので、読者が勝手に書き込む掲示板のようなものではないらしいのですが、明確な説明はありませんでした。
ノムヒョン大統領に対して肯定的な立場から書かれていて、反米、反日、親北朝鮮、ということになります。「ネチズン」と言う昔懐かしい言葉が何回も出てきました。
韓国社会の遅れが印象的です。
著者は「ただインターネットという武器を先取りして積極的に活用したことだけでない。水平的で分権的なネットワークは、自発的な参加と議論の場を保障する双方向性と内容の真実性によって成り立つものである。」と書く。確かにいくつかの事実はそういうことを証明するのだろうが、韓国のこれからもその方向で行けるのか、日本はその条件があるのか、この本だけでは充分な説明は出来ていない。ただ、日本の『デジタルデモクラシー』の可能性については、公職選挙法の改正を待つ以前に課題はやまほどあることだけは分かった。
著者は韓国と日本の市民社会が連帯する可能性はあるという。「ナショナリズムの動力が推進してきた韓国の『一国民主主義』は、外に向かって開かれた市民的民主主義へ脱皮することを、今こそ求められている」「それに比べて、日本の市民運動は、国家の政策を左右するような闘争力や組織力はなくても日常生活に密着した生活政治の発現という傾向性を持っている。」変な褒められ方をしたものではあるが、確かにそれは日本の国民性の欠点でもあり美点でもある。そこに日韓の市民運動の交流の必要性を、私も切に感じる。
最終章(特に日本のメディアと政治の分析)での、
筆者の意見には首肯できかねる部分もあるが... 続きを読む
|