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韓国のイメージ―戦後日本人の隣国観 (中公新書)
 
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韓国のイメージ―戦後日本人の隣国観 (中公新書) [新書]

鄭 大均
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

今日の日本人の韓国像は、一方に文化相対主義的理解があれば、他方に伝統的蔑視があり、イデオロギー的立場からの賞賛や沈黙の一方に、若い文化的関心層があって一様ではない。それでは、戦後日本の韓国像はどのように変化してきたのか。戦後日本人の韓国観の変遷を二十年ごとの三つの時期区分で論じた名著に、今回新たに四つめの時期となる「韓流の時代」を論じる章を増補し、あの狂騒の時代を歴史のなかに位置づける。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鄭 大均
1948年(昭和23年)、岩手県に生まれる。立教大学とUCLAで学ぶ。81年に渡韓、啓明大学校外国学大学副教授等を経て95年に帰国、現在、首都大学東京・人文科学研究科教授。ナショナル・アイデンティティ、エスニック研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 266ページ
  • 出版社: 中央公論新社; 増補版 (2010/09)
  • ISBN-10: 4121912691
  • ISBN-13: 978-4121912695
  • 発売日: 2010/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
韓流の源流 2004/12/7
By 青ち
形式:新書
大韓民国も朝鮮民主主義人民共和国も、日本の戦後史とほぽ同じ長さの、建国以来の歴史を持っている。いまさら書くまでもない周知の事実である。

しかし、「李承晩ライン」「にあんちゃん」「朴正熙軍事独裁政権」「金大中事件」「キーセン観光」「大韓航空機事件」といった、かつての韓国/朝鮮に関するキーワードが踊った時代は、いまや遠い彼方に霞んでいる。ペヨンジュンに歓声を上げている世代なら、それらの少なくともいくつかは、同時代的に体験したはずであるのに。

昨今のいわゆる「韓流」は突然変異的に生まれたように見えなくもないが、実は、戦後日本人の韓国に対するイメージの、錯綜した変遷史の上に立つものだ。言説分析を軸として戦後日本人の韓国イメージの変遷を描き出そうとする本書は、「韓国のリアリティとは別に日本人が抱く韓国イメージ」の見つめなおしを迫る。それは本当にリアルなのか。ダイナミックな韓国の変化と、激しく揺れ動く日本人の韓国イメージとは、果たしてどれほど連動しているのか。

韓国について何がしかのことを語ろうとするなら、その前に読んでおいたほうがいい一冊だろう。非生産的なイメージの再生産に加担したくないのであれば、だが。

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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
豊富な資料を用いて日本人が持つ韓国のイメージが
変遷して行ったかを書き表した書籍。

途中、冗長な資料の書き写しの部分もあって退屈なパートもあるが
全体としては、なるほどと思わせられる書籍だ。

日韓関係に興味がある方は一読を薦める。

このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:新書
 世界的に見ても、えてして隣国・隣人を客観視することは難しいようだが、日本人の韓国へのまなざしは特に複雑怪奇である。
 率直に言って、蔑視や無知・無関心(朝鮮のことなんか知って何になるんだ、中国と朝鮮の区別がつかない等)も根強いし、関心があるにしても、特定の極端な政治的な立場に基づくもの(日本は韓国に残酷なことをしたのだから、謝罪し続けなければならない)とか、また偏った理解にもとづくもの(天皇は朝鮮半島から来た等)・・・最近ではこれに「韓流」が加わった。
 本書は、様々な日本人のまなざしを各類型、年代ごとに整理している。特に民族・政治的にややこしい点はない。また、急ぎ結論を出そうともしていない。
 中学生の作文であれば、「日本の人と韓国の人が手を取り合い、前を向いて進めればよいと思います」でよいだろうが、現実の大人の世界ではあまりリアリティがない。日韓の間で互いに関する「知識」は増大しているが、だからといって真の意味で関係が進歩しているとは言い難い。まずは冷静に互いを知ることが大切であろう。
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