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韓国の「昭和」を歩く (祥伝社新書)
 
 

韓国の「昭和」を歩く (祥伝社新書) [新書]

鄭 銀淑
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

そこには懐かしい“日本”があった
終戦60年、日韓併合から95年。
韓国と日本のありのままの姿を探る旅
<内容の一部>
● 江景朝鮮の三大市場
● 群山生々しい収奪の傷跡
● 栄山浦蛮行と栄華の夢
● 木浦日本の影を色濃く留める
● 釜山多くのドラマを生んだ町
● 鎮海いまも残る桜と軍艦
● 大邱植民地時代の残滓
● 仁川列強の影響を受け続けた
● ソウル大京城の繁栄と終焉
<■ 韓国人と日本人はもっと肩の力を抜いて>
<日本の人たちにも「懐かしい」の後にプラスαの何かを感じてもらいたい。もし、みなさんが住んでいる街に言葉の通じない外国人が押し寄せてきて、一等地に見慣れない家を次々に建て始めたら、どう感じるか。ほんの少し想像力を働かせてほしいのだ。
日本人は、植民地支配について「あまりにも無自覚な人」と「やたらと反省する人」の二極化が激しいのではないか。いずれのタイプと話をしても、ぎくしゃくしたものを感じてしまう。韓国人と日本人は、本当はもっと肩の力を抜いて話し合えるはずである>(「まえがき」)より。気鋭のジャーナリストが祖国を歩いて見つめ直した、新しい視点による日韓歴史文化論

内容(「BOOK」データベースより)

日本の人たちにも「懐かしい」の後にプラスαの何かを感じてもらいたい。もし、みなさんが住んでいる街に言葉の通じない外国人が押し寄せてきて、一等地に見慣れない家を次々に建て始めたら、どう感じるか。ほんの少し想像力を働かせてほしいのだ。日本人は、植民地支配について「あまりにも無自覚な人」と「やたらと反省する人」の二極化が激しいのではないか。いずれのタイプと話をしても、ぎくしゃくしたものを感じてしまう。韓国人と日本人は、本当はもっと肩の力を抜いて話し合えるはずである。気鋭のジャーナリストが祖国を歩いて見つめ直した、新しい視点による日韓歴史文化論。

登録情報

  • 新書: 284ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2005/06)
  • ISBN-10: 4396110138
  • ISBN-13: 978-4396110130
  • 発売日: 2005/06
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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30 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 韓国ツアーのもう一歩先へ, 2005/8/9
レビュー対象商品: 韓国の「昭和」を歩く (祥伝社新書) (新書)
日本留学経験を持つ韓国人である著者が、韓国国内を歩いて各地に残る植民地時代の日本の残滓を追い、その現状をつづりつつ、当時に思いをはせる。これは、歴史紀行エッセイとでも言えばいいのだろうか。

どんな日本家屋や日本建築が、どこに、どんな形で、どんな風に残っているのか。著者は、日本人旅行者の多くが訪れるソウルや仁川も最後に訪れているが、読んでいて圧倒的に面白いのは、全羅道の江景・群山・栄山浦・木浦を描いた第1章や、慶尚道の釜山・鎮海・大邱を描いた第2章である。訪れる先々で語られる著者の感慨についてどう感じるかは人それぞれだろうが、韓国人としてはごく常識的なことを言っていると思われる。

この本を読んで、書かれているその場に立って、私は何を感じるのか。ソウルや仁川以外の場所で、それを試してみたいと感じさせる一冊である。

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19 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 凝り固まらず、逃げもせず, 2007/9/20
By 
kokodokodoko! (低地) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 韓国の「昭和」を歩く (祥伝社新書) (新書)
韓国ほど「旅」をすることが日本人にとって難しい外国は少ないと思います。
旅の醍醐味は土地と人の地層を自分の感受性と知識でほじくり返すことだと思うのですが、韓国では自分をよそにおいてほじっていく楽しみ方はできないからです。
土地と人は表立ってもしくは遠巻きに、「お前はその一員だ。」を突きつけてきます。
そのためなかなか韓国旅行は、
「グルメだ、エステだ、韓流だ。わーい」と「植民地支配への反省」との間に上手く落とし込めません。
ややもすると逆切れしてネット言説のような危険な方向へと向かってしまいます。
浅くなぞるか、とにもかくにも申し訳なかったを辿るのか、そんな二者択一にげんなりしてしまう旅行者にお勧めなのが、この1冊です。
著者は韓国で生まれ育った人にとっての、土地の堆積を韓国各地で丁寧に掬います。
それが本当に史実かどうかは、私には分かりません。
土地の人々にとってのその土地であったことです。
そのことを知った上で、自分の目で新たに旅を構築するためのヒントが本書にはつまっていました。
著者は高圧的に「あやまれ」とは迫ってきません。
ただ、日本人にとって懐かしいと感じられる韓国の風景を懐かしいと思うだけではなく、想像力を働かせて欲しいと願っています。
そうしたらきっと、より実りが多い旅になるからと。

凝り固まらず、逃げもせずの旅に出かけてしまいたくなりました。
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20 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 日帝の残滓とは、そして恨(ハン)とはなにか, 2006/5/18
レビュー対象商品: 韓国の「昭和」を歩く (祥伝社新書) (新書)
 

 今も韓国に残る大日本帝国時代の建造物と、それにまつわる韓国人を訪ねて綴った歴史紀行。

 

 サッカーや野球の日韓戦が必ず遺恨めいた試合になるのはなぜだろう。それについて我々日本人は何となく頬かぶりしてはいないだろうか。

 

 本書は、その根源的な理由を韓国人の感情をもとに冷静かつストレートに表現している。日帝の残滓、恨(ハン)といった日本では聞かない言葉の理解がポイントとなろう。鬱屈した重苦しい過去を韓国サイドから知ることができる。

 韓国人の心情が主役なので、日本人としては異論や反論もあるだろう。私はそれらについて述べるすべを知らないが、歴史を無視しては前に進めず、もちろん歴史を抹消することもできない。本書から韓国人の心情を知ることは有意義だと思う。そして大戦後六十年を経た今日までも戦前の歴史はきちんと連続していることを痛感するのである。
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