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韃靼の馬
 
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韃靼の馬 [単行本]

辻原 登
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

対朝鮮貿易を取りしきる対馬藩危機存亡の時、窮余の一策が幻の汗血馬の馬将軍吉宗への献上。その使命を帯びたのは......かつて朝鮮通信使警固を務め、藩と幕府を救った藩士がいた。文武に秀で、消えゆく神代文字が読める若者がいた――。壮大なスケールで贈る一大冒険ロマン!

内容(「BOOK」データベースより)

対朝鮮貿易を取りしきる対馬藩危機存亡のとき、窮余の一策として浮上したのが、伝説の汗血馬を馬将軍吉宗に献上しようという策だった。その使命を帯びたのは…。かつて朝鮮通信使の警固を務め、藩と幕府を救った若き藩士がいた。文武に秀で外国語に堪能で、消えゆく神代文字が読める若者がいた―。

登録情報

  • 単行本: 639ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2011/7/7)
  • ISBN-10: 4532171083
  • ISBN-13: 978-4532171087
  • 発売日: 2011/7/7
  • 商品の寸法: 19.4 x 14 x 4.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 122,752位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
素晴らしい 2011/10/18
By KK
実はタイトルに惹かれて図書館で借りて読み、あんまりおもしろいので買いました。

徹底して取材したのでしょう。説得力のある描写による、壮大なスケールの歴史冒険小説です。

しばし現実を忘れさせてくれました。

この作家さんの作品はいろいろ読みましたが、この作品が一番好きです。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By smico
日経新聞の朝刊に連載されたいた小説です。
連載中は、読んだり読まなかったりで終わってしまったのですが、本にして
読み通してみると、今物語りのどのあたりというのが、目で確かめられるので
安心して読めました。連載物って、今どのへんというのがわからない、手探り状態
で読んでいるので、疲れることがあるので。

長い話ですが、飽きずに読めます。短い間ですが主人公の克人と綱渡り芸人のリョンハンの交流
がとても好きです。話の最後のほうに、リョンハンが幻のようになって相棒を助け
る場面があり、わたしはそこが一番よかったです。
歴史小説は、一人の人物を書き手がさまざまな角度から描いているので、本当に人によって
いろいろな見方、側面があり、そこがとても面白いです。この小説では、新井白石が出て
きますが、江戸幕府で正徳の治という改革を推し進めた彼を違う方向から描いているように
思います。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
18世紀の初め。
江戸幕府と李氏朝鮮との外交・貿易を一手に任されていた津島府中藩。
その藩士・阿比留克人の半生を大きなスケールで描く。
 克人は釜山にある日本人居留地・倭館に勤務していたが、朝鮮通信使(江戸まで行きまた帰国する長旅である)の警護および通訳として彼らに同行することになる。
克人は、ごく少数の人間しか知らない密命を担っていた。
それに気づいた朝鮮側の柳成一を一刀のもとに殺害、罪人として追われ、朝鮮へ逃れる。ここまでが第1部。
 第2部は、朝鮮人金次東(キムチャドン)として生きる克人が、今一度、対馬藩の窮状を救うため大活躍する。
 一身二生。異国の地で自らのアイデンティティを捨てて生き直さなくてはならなかった日本人、克人。
しかし作者は、望郷の念を抱き続ける哀しい人生を描いているわけではない。
克人は自らのアイデンティティに充足することなく、運命の残酷な戯れを受けて立つ、国際人なのである。義・友愛に殉ずる男の中の男である。(ああ、カツンド、素敵!)
 プロローグ・間奏・エビローグ…克人の妹・利根の一人語りが、この大人の冒険活劇のしめやかな情緒の額縁となっている。最後は利根と同じ視線で、洋上に消えゆく帆船を見る思いがした。
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