andymori約1年半ぶりのアルバム「革命」。
とても仰々しいタイトル。
でもこの作品から漂ってくるのはそこまで大げさなものでも攻撃的なものでもなく
むしろもっと素朴で、柔らかくて、堂々としていて。その分今までのシャキシャキとした感じは姿を消した。
代わりに今までの作品よりもずっとノスタルジック度が上がっていて
雰囲気に浸れる、って点ならばこれまででも随一だと思います。
世界にバーン!と飛び出していくような力強さが今までならば
むしろこの作品は故郷だったり地元だったり、夕暮れの景色だったり電車の中の風景だったり
そんな身近にある場所や心境に大きく響く感じで
メロディを聴いてるだけでも、ちょっと懐かしい気分になることが多くて。
感傷的な曲も、ストレートにサクッと鳴らされる曲も、どちらも同じようにして心地良い。
割とメディアでは過剰に煽られてはいるけど
そうじゃなくて、もっとのんびりと、じっくりと。空気のように聴いていたいアルバムですね。
ある種曽我部恵一とか空気公団に通じる要素もあるかもしれない。
そんな中でも詞に於けるフックも相変わらずのセンスで。
毎回同じのでも代わり映えがないので、私的にはこういう作品もアリ。なんとなしに聴ける良さがある。
小旅行のお供にもいいかもしれません。後半からの流れが特に良い。