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革命のライオン 小説フランス革命 1 (小説フランス革命) (集英社文庫)
 
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革命のライオン 小説フランス革命 1 (小説フランス革命) (集英社文庫) [文庫]

佐藤 賢一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

フランス革命を描きつくす超大作
時は1789年。破産の危機に瀕したフランス王国で、苦しむ民衆が国王と貴族を相手に立ち上がった。男たちの理想が、野望が、執念が、歴史を大きく動かしてゆく。歴史巨編、開幕!(解説/池上 彰)


内容(「BOOK」データベースより)

1789年。フランス王国は破産の危機に瀕していた。大凶作による飢えと物価高騰で、苦しむ民衆の怒りは爆発寸前。財政立て直しのため、国王ルイ16世は170余年ぶりに全国三部会を召集する。貴族でありながら民衆から絶大な支持を得たミラボーは、平民代表として議会に乗り込むが、想像もしない難題が待ち受けていた―。男たちの理想が、野望が、歴史を変える!一大巨編、ここに開幕。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087467384
  • ISBN-13: 978-4087467383
  • 発売日: 2011/9/16
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 18,163位 (本のベストセラーを見る)
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By INAVI トップ1000レビュアー
単行本6冊が文庫版では9冊に再編されている。
毎月1冊の発行なので、付き合いやすいとは思う。

この作者は悪筆文とも言われる読み辛い書き方をするし、知っている者には「おっ、こんなところでバルナーブ」といった登場人物の多さもロシア文学を読むような辛さもあろう。しかし、それが身体に馴染む頃には、この小説で描かれるフランス革命の中にドップリとはまるだろうから、しばし御辛抱下さい。

この「小説フランス革命」9冊でも、1巻が始まる1789年から3年間を描くだけである。
それだけ、多くの動きのある3年であり、また、フランス革命をしっかり読むとは、そういうことでもあるのだろう。

多くの登場人物がいるが、当面は、放蕩貴族にして雄弁家・実行家のミラボー、理想に胸弾む少壮弁護士のロベスピエール、何か色々と思い焦るデムーランの視点から、描かれていく。
体制側には未だいない3人から見た グダグダとした権力内の動きが次第にどうしようもない行き止まりに向かう閉塞感が描かれる。
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By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
単行本2巻分を文庫本では3分冊に再編集。さすがフランスものが得意の著者による一大歴史絵巻だけあって、この文庫本第1巻からグイグイ引き込まれる。

この小説は基本的に事件の発生順に時間軸に沿って話が展開し、第1巻は全国三部会招集から選挙、その開催、早くも始まる議事の空転、第三身分代表議員による国民議会設立宣言を経て、一つの転機となる1789年6月19日までを扱う。

1日刻みで情勢の変化や駆け引きを追いかけるから、テンポが小気味よい。そして、ミラボー、ロベスピエール等の世界史的な人々のかくあったであろう情熱、落胆、そして裏で進められる深謀遠慮等が活写されて、まるで自分がフランス革命の渦中に居合わせているかのような面白さだ。

ライオンとはミラボーのことだが、何故彼がそう呼ばれるかは本書を読んでいただくとして、貴族である彼が民衆の力を肌身で知っているからこそ、そのパワーを結集して導くリーダーになるのだと自覚し、裏工作も必要とわりきり、暴徒や抵抗勢力(第一・第二身分)を惹きつける度量の大きさが一際印象に残る。今の日本にもいてほしい政治家だ。そのミラボーがロベスピエールに語る以下の言葉には唸った。

「女でも、金でも、名誉でもない。男にとって、本当の大事は保身なのだ」
「好きな女のためだったら、汚れ役でも演じてしまうのが、本物の男というものじゃないかね」
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