その昔、日本で非武装中立論が話題になった時があった。
スイスは非武装中立で五百年間も戦争をしていない、日本も中立を貫いて世界のどこの国々とも仲良くしよう
そんな主張であった。
また、ガンジーの無抵抗抵抗主義を中途半端に信じて、それを主張した人たちも、何と多かった事か
そしてそうした主張に沿った本も数多くだされた。
現在では一笑ものの主張や思想であるが
当時はこれを信じた人たちも多かった。
某大学教授など数多くの著名人たちもこのような主張に迎合した本を出しました。
このようなトンデモ思想は何時の時代にもあるが、たいていが数年で過ぎ去ってしまい
多くの場合は後の人たちに一笑に伏せられるものだ。
なぜなら、このようなトンデモ思想の多くが、そのときそのときの政治勢力などの思惑で広まる嘘である事が多いからです。
しかし「君主論」のような古典は違う。
書かれてから何百年も経ているにも関わらず、いまなお多くの人たちに支持されている。
その理由を考えると一目瞭然でしょう。
そこに書かれている事が、時代を超えた真理だからです。
もちろん現在の国際情勢にそのまま当てはめることは難しい事もありますが。
決して色あせない真実がこうした古典の名著にはあるのです。
だからこそ、政治や思想を語るには、まず、こうした古典から読んでいただきたい。
数年で忘れ去られるような本ではなく、少なくとも数十年は読み継がれた本でなければ、真実が書かれているとは言えません
原文が難しいとおっしゃる方のために、本書のような注釈書もありますから、ぜひ読んでいただきたい