日本では「戦争論」と言えば小林よしのり氏の著書になってきている気がするが、
元祖は東の「孫子」と並び比される戦術書であり、戦略書である。
が、この本を読んでも肝心のクラウゼヴィッツの言わんとすることはおぼろげにしか分かりません。
・ナポレオン戦争で得た敗北・勝利の経験が大きく影響していること。
・戦わずして勝つ「孫子」と異なり「敵の徹底殲滅を重視」している。
・奇襲戦法に懐疑的。
・スパイ戦も重視はしない。
・攻撃よりも防御重視。
只、この本はそれ以上に世界各国の(主にナポレオン時代のフランス・ドイツ・ロシアの戦争と大東亜戦争の日本)戦争を
例題に数多く挙げているため話がややこしく、世界史と日本史によほど詳しくないと話がポンポン飛んで
訳が分からないと思います。
それと「南京大虐殺」もあったことなどとして論じている点も信用性を失わせる点です。
「戦争論」を学ぶには追加で他の書物を探す必要があります。