物事を考えるには「問い」が必要であるとはよく言われるが、良い「問い」を考えることは思いのほか難しい。著者は考えることに慣れていない人にも混乱の無い様に豊富な事例を用いながら実践を通じて考え、書くということを読者に身に付けさせようとしている。
クイズ文、日記文というのは著者の造語であるが、それぞれの特徴を捉えており、頭に入りやすい。ビジネスの世界にいる人は、まずはクイズ文の書き方をマスターすべきだろう。問い・結論・理由というのは、万国共通、またどのような職種にも必要なフレームだからである。
筋道を立てて文章を書くということが学校教育で教えられていないことは事実で、多くのこの手の本の著者がそれを問題と考えている。なのに、学校で教えられるように動こうとする人がいないのはどうしてなのだろうか。不思議である。