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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
『非花(はなにあらず)』,
By 斥奉 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 非花(はなにあらず) (単行本)
短編小説にも関わらず全ての内容が史実や伝承に接点を持っており、一読の価値がある作品でした。また、読み進めていくうちに表題に込められた意味にも気付かされるなど、読む楽しみも十二分に感じました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
中国歴史物語の4つの短編集です。,
By
レビュー対象商品: 非花(はなにあらず) (単行本)
P54にある表現を借りると、『引用、慣用句の多い――読む人によっては学問を鼻にかけたといわれかねない文面で・・・』 というのは、この章の主人公・清照の文面の説明だけでなく、著者・井上祐美子の文体をも表していると思います。 引用の多さが彼女の持ち味です。 この本の4つの短編のうち、2つまでが女性が主人公です。これは中国歴史小説にとっては稀なこと。 なぜなら、中国の歴史というのは男性中心に語られているからで、女性は――ほんのひとかけらの人を除いて――名前さえ残らないからです。 だから、中国史において女性の資料はまれで、探すのが大変なのです。 おそらく膨大な資料の中から、その時代の風俗を調べぬき、彼女らしい文体で、それを表現しています。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
媚びない女が好きなかたにはお勧め!,
By
レビュー対象商品: 非花(はなにあらず) (中公文庫) (文庫)
井上祐美子。中国歴史小説を書かせれば彼女の右に出る者はいない。作品については、彼女の個性と言ってしまえばそれまでであるが、女性を描写しながら良くもわるくも「女らしさ」に欠けるきらいがあるという印象が否めないのはわたしだけであろうか。 男に媚びない女、己を貫く女が好きなかたには星5つでお勧めしたい。
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