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静人日記
 
 

静人日記 [単行本]

天童 荒太
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

見知らぬ死者を悼み、全国を放浪する静人。日記という形式をとり、過酷な旅の全容と静人の脳裏に去来する様々な思いを克明に描く。

内容(「BOOK」データベースより)

200余篇の生と死と愛の物語。

登録情報

  • 単行本: 360ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/11/26)
  • ISBN-10: 4163287205
  • ISBN-13: 978-4163287201
  • 発売日: 2009/11/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 127,932位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rumiko トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
「悼む人」の主人公、静人の、日記です。
彼が日々、どのように旅をし、死者を追い、悼んでいるかが書かれています。
悼むという行為に対して彼自身が抱く疑問や矛盾みたいなものと、彼がどのように向き合っていたかも
書かれています。亡くなった人は善人ばかりではなく、人から憎まれていたりする人もいて、なおかつ
乳児や幼児もいれば老人もいる。そんな中で、どうやって1人1人を同じように悼むことができるだろう…

日々の記録は1日1日が重く、読んでいるだけでずっしりと胸に響きます。
実際にこんな生活をしていたらどんなに心身共に消耗してしまうことだろう…と思わずにはいられません。

静人の口から語られると、どんな死も、静かで、儚く、
死者の生前の、誰を愛し、誰に愛され、どんなことをして感謝されたか、ということが語られている部分は
とても美しい。それは、日本語が美しいだけではなく、それを語る静人の心が、美しいのだと思いました。

「悼む人」を夢中で読み、心打たれた人は、彼の日記を読むことで、
さらに彼に惹かれていくことと思います。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
作者の覚悟。 2010/1/14
By teeakira VINE™ メンバー
形式:単行本
一昨年末に読んだ『悼む人』。
あれは、衝撃的だった。

なんというか、
作者の意気込みと言うか、
覚悟と言うか、
そんな気合を見た気がした。

その主人公だった、
“悼みの旅”をしている静人。
彼がつづった日記。

本は作者自身が、
作品創作のためにつづっていた日記。
それもまた創作である。

人の死を知り、
その死んだ人の善き事を覚えて悼むという、
理解しがたい行為で、
ただ、ただ、自分のために旅を続ける静人。
彼の“悼み”の記録。

前半、正直気が滅入る話が多く、
なんとも居心地悪い気分で読んでいた。
しかし、後半、
魅力的な人物たちの登場で、
がらっと雰囲気が変わる。

あ〜、なんと切ないことか。

ずっと、考え続けたい強いテーマが底辺に流れている。
そういう2冊だなぁ。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「悼む人」の主人公、坂築静人の、日記という形態の物語です。

悼む人を読み、感動したからこの本を手に取ったわけですが、
最初読み始めたときは、あまりに淡々としているので、最後まで
読めるかとも思いましたが、後半、旅の途中で出会った人たちとの
エピソードなど、天童さんらしく、さすがにこれは日記ではなく
小説なのだと思いました。

全く落しどころのない、静人の終わりのない旅ですが、それを
ここまで読ませるのはすばらしいの一言です。
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