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青葉繁れる (文春文庫) (文庫)

井上 ひさし (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「あげな女子と話ができたらなんぼええべねす」…東北一の名門校の落ちこぼれである稔、ユッヘ、デコ、ジャナリの四人組と、東京からの転校生、俊介がまき起こす珍事件の数々。戦後まもない頃、恋に悩み、権力に抗い、伸びやかに芽吹く高校生たちの青春を生き生きと描く。ユーモアと反骨精神に満ちた青春文学の傑作。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井上 ひさし
昭和9年(1934)、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部兼進行係などを経て、戯曲「日本人のへそ」、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」などを手がける。47年「手鎖心中」で直木賞受賞、54年「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞、翌年読売文学賞戯曲賞を受賞。56年「吉里吉里人」で日本SF大賞、翌年読売文学賞小説賞を受賞。平成11年、菊池寛賞受賞。平成16年、文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 4.0 青春小説の佳作, 2008/2/3
By 麒麟児 (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
第二次大戦敗戦後の仙台を舞台にする青春小説。以前から読もう読もうと思っていたのだが、新装版が出たのを機にようやく完読。特に、第6章の松島小旅行の挿話では大笑させられた(久しぶりのカタルシス)。また、チョロ松校長の行動には、古き良き時代の理想的教育者の姿をみる。(エリート校だから許された点も大であろうが・・・)軽石先生の講話のシーン(184頁以下)も印象深し。私もこんな学校にいたかった。お勧めです。
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4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心の底から「笑える」, 2008/3/3
By ヤキソバ (奈良県) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
背景などからみて、時は昭和30年代だろうか?
新制の仙台の男子高校生の5人グループが、騒動の数々を巻き起こす。
この高校は、名門校らしいが、グループの成績は、全員下から数えた方が早い。

稔を筆頭に、グループの行動は、いかにもボンクラ高校生らしい。
東京からの転校生の俊介が、格好は付けているが、色々とボロが出る。

物語には「笑い」がぎっしりと詰まっている。
その笑いとは、直接的な意味のものから、深い意味のものまで多彩だ。
とにかく本書には、吹き出しそうになる場面が度々あり、電車の中などで読むには要注意だ。

幕切れ部分の校長の行動には、ちょっとしんみりとさせられる。

高校生らしい喜怒哀楽がぎっしりと詰まっている本書。
心の底から、笑わずには、いられない。
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5つ星のうち 5.0 訛りがたまらない, 2008/7/24
仲良し五人組はみな名門校にいるにも関わらず、やりたいことをやっていて、それを温かく見守る周囲の大人達の優しさが胸をうった。
笑いの要素が多いなかでちょいちょい出てくる感動的な場面が、面白さをより引き立てていた。
この作品は井上靖の「しろばんば」と並ぶ素晴らしい作品だった。

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