安永航一郎氏の作品はパロディや風刺が多く、根深い部分もあるため、
分かる人は壺にはまって楽しめるし、そうでない人には「なんだ?」と
思いますが、個人的には不謹慎で無秩序な、この世界観は大好きです。
悪ふざけのように見えても、実は博識で奥深い部分もかなりあります。
本作も菌糸類とかプランクトンの違いとか、結構検索が必要で、
かなり科学的や政治的で複雑な部分もありますし・・・
表現の規制が厳しくなっているので、以前よりはっちゃけては
いませんが、とにかく安永作品が読めるのは嬉しいです。
そしてストーリーが、いつどのように、決着しても構わないと思っています。
海に飛び込み、ひたすら泳ぐ。そんなラストでもOKです。
しかし、雑誌に掲載しながら、単行本化しない。
それだけは、勘弁してほしいです。