本当に彼女はある種独特の感性を持っていますよね。ここ数年前まで、錆びたアイアンのものとかペンキが剥げたもの、すすけてしまったものなど、<貧乏臭くて何かね・・>みたいな感じがあったと思います。
しかし洋書の「junk style」など、古びたモノに囲まれる暮らしの、ここちよさに惹かれ、<でも日本のインテリアじゃ似合わない>と思っていたのですが、彼女は家のものほとんどを自然素材にする事によって、それを可能にしたのだと思いました。合板のフローリングや壁紙を貼ってはだめなのですよ。ピカピカのインテリアじゃ彼女の世界は表現できない・・。
私はそっくり真似をしようとは思いませんが、古くみせる事はみすぼらしい事ではないんだ、高いお金を出してアンティークを買わなくても、自分の手で同じニュアンスは創れるのだ、とあらためて気付かせてもらえた本でした。
<人と違ったインテリアのアイディアはないかしら?>と思ったら、読んでみてはいかがですか。もちろん読者のすき嫌いは激しい、かと思いますが。