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青春群像【デジタル・リマスター版】 [DVD]
 
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青春群像【デジタル・リマスター版】 [DVD]

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登録情報

  • 出演: フランコ・ファブリーツィ, フランコ・インテルレンギ
  • 監督: フェデリコ・フェリーニ
  • 形式: Mono, Subtitled
  • 言語 イタリア語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: IVC,Ltd.(VC)(D)
  • DVD発売日: 2010/12/17
  • 時間: 102 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0047O2VMU
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 10,120位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

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★1953年 ベネツィア国際映画祭銀獅子賞


イタリア映画界の大巨匠フェデリコ・フェリーニの原点的作品!
自立出来ない排他的生活を送る男たちの悲しき青春。


1953年ベネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞作品。フェデリコ・フェリーニの半自伝的要素を含む作品。
北イタリアの小さな港町。女中にうつつを抜かす劇作家志望の青年レオポルド、
姉から小遣いをせびり取っては憂さを晴らすアルベルト、女友達を妊娠させてしまい結婚するはめになったファウスト、
歌だけが取り柄のリッカルド、そしてただ一人現状に満足することのないモラルド・・・。
スタンリー・キューブリックが生涯のベスト作品のひとつとして挙げ、ビリー・ワイルダーがいちばん好きなフェリーニ作品と呼び、
マーティン・スコセッシが『私のイタリア旅行』で引用した、フェリーニ映画の原点とも呼べる青春群像劇の快作!


監督・脚本:フェデリコ・フェリーニ
撮影:オテッロ・マルテッリ
音楽:ニーノ・ロータ
出演:フランコ・ファブリーツィ / フランコ・インテルレンギ

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

フェデリコ・フェリーニが自立できない男たちの排他的な生活を描いた自伝的作品。北イタリアの小さな港町。女好きのファウストは、妊娠させた女性と半ば強制的に結婚するはめに。身を固めたものの彼の女好きは相変わらずで…。“IVC BEST SELECTION”。

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By Bo-he-mian トップ500レビュアー
旧知のライターH氏が某ガンダム本の中で、フェリーニの「青春群像」が「ガンダム」のモチーフになっている、という旨の文を書いていてビックリ。実際、放映当時('79年)富野由悠季監督がインタビューで「(青春群像を)念頭に置いている」と語っていることなので、まぎれもない事実。
では一体どんなところがルーツなのかちょっと見てみましょう。

フェリーニの生まれ故郷でもある港町リミニを舞台に、5人の〈のらくら〉な若者たちの姿を描いた「青春群像」。
親分格で女たらしのファウスト。姉から小遣いをせびってばかりのアルベルト。インテリで劇作家志望のくせに、ろくに机に向かわないレオポルド。歌だけが取り柄のリカルド。そして、主人公とおぼしき、ちょっとペシミスティックなモラルド。
目的もなく、怠惰な日々を過ごす仲間たちの姿に疑問を覚え、そこから抜け出そうと切望するモラルド。
映画のラストで、モラルドは誰にも別れを告げず、一人列車に乗り町を去ってゆく・・・。

動き出す列車と、友人たちの寝姿が遠のいていく画がカットバックし、あたかもモラルドが車窓から友人たちとの決別を幻視しているかのようなラストシーンは、見事なフェリーニ・マジック。「道」以前の作品でもこんな演出をしてたんですね。再見は意外な発見に満ちています。

フェリーニは「都会のモラルド」という題で続編も構想し、脚本もほぼ完成していたといいますが結局製作されず、ゆえに「甘い生活」のマルチェロが、モラルドのその後の姿だったという解釈もあるようです。
ご興味の方は、洋書でシナリオが出版されているので、ぜひそちらを(Moraldo in the City & A Journey with Anita というタイトルです)。

さて、この「青春群像」のどこに「ガンダム」のルーツを見出せるのでしょうか。
筆者は、シニカルな目線で仲間から距離を置く主人公モラルドに、アムロの原型を垣間見た気がするのです。
「ガンダム」の主人公アムロ・レイは、内向的でちょっとひねくれていて、そして戦うことに「疑問」を持つ若者。(モラルドの、ぐうたらな生き方に対する「疑問」とも呼応しますね)それまでのロボットアニメの主人公は、熱血の正義漢ばかりでした。アムロのような等身大の若者像は、当時としてはとても画期的なキャラクター造形だったのです。
「青春群像」のラストで一人町を去っていくモラルドと、「ガンダム」のエンディングで肩をすぼめてポケットに手を突っ込み、一人どこかへ歩き去ろうとしている少年アムロの姿が、妙に重なりませんか?

富野氏の父は戦時中、少年兵が乗る特攻兵器の開発に関わっていて、それ故に父のことを「ずっと尊敬できなかった」という話を記事で読んだ事があります。「ヤマト」の「ミリタリー趣味への憧れ」に嫌悪感を抱いた、とも。
「ガンダム」は“リアルな戦争を描いた”事でアニメファンから支持されたのですが、富野氏は実のところ、戦争が描きたかったわけではない、という気がします。
戦争という現実の中で、あがいて、成長していく“若者たちの群像劇”を描きたかったのではないのでしょうか?

フェリーニの「青春群像」は、多くのクリエイター達から愛された作品でもあります。S.キューブリックと藤子不二雄A氏はベストワン映画、ビリー・ワイルダーもフェリーニ作品の中で一番好きだと言っています。
志を胸に、都会に飛び出してゆくモラルドに、自分の姿を重ねた若きクリエイターたちは、きっと大勢いる事でしょう。
そして、意外と知られていないところで、日本の代表的なアニメ作品の誕生にも関わっていたのです。

参考文献:「ガンダムの常識 一年戦争篇2」双葉V文庫
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By 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー VINE™ メンバー
フェリーニが映画賞を受賞して高く評価されたヒット作。
後のフェリーニ映画独自の奔放さはないけれども、ほろ苦く心にじんわりとくる映画。
特に男性の方には、共感できる部分が多いのではないかと思う。
キューブリック、ワイルダーのお気に入りのフェリーニ映画。
DVDの画質は良好で、予告編、作品解説、スタッフ・キャスト紹介などあり。

北イタリアの小さな港町。
いつもつるんで遊びまわっているのは、30歳前後のモラトリアムの青年達。誰もが親や姉のすねかじりで、自立できないでいた。原題は、乳離れしていない子牛の意味合いで「のらくら者たち」。
やがて仲間内のファウストが結婚して就業するが、女癖も素行も悪く責任が欠如した男で、大人になりきれない。ファウストが砂浜を彷徨うシーンは、後の「道」のザンパノを彷彿とさせる。
物静かでどこか醒めたモラルドは、子供の頃から絵が書くことが好きで内向的だった若き日のフェリーニ自身が投影されているとのこと。
音楽担当は、N・ロータ。
テノール歌手としても有名だったフェリーニ監督の弟も出演し、見事な歌声を披露している。ヒロインを演じた女優は美しくて魅力的だった。
「アメリカン・グラフティ」ならぬ「イタリアン・グラフティ」といったところ。
故郷に居場所がないモラルドと深夜から働き続ける少年グイドの交流や、ラストシーンは心に沁みた。
特に、一人故郷を離れて旅立ったことがある男性には、心の琴線に触れる作品のような気がする。
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