『青春デンデケデケデケ』です。トレモロ・グリッサンド奏法がなんかふざけた感じもしますが、インパクトのあるタイトルです。
作品の内容は、ちょっとコメディー色を含んだ青春ストーリー。やはりこのタイトルしかないでしょう。
作中で描かれている期間が、主人公の高校三年間で、ちょっと間延び感もあるのですが、その中で主人公たちは多くの人と出会い、成長して行きます。その一つ一つのエピソードが、まさに青春しています。
ロック、ベンチャーズやビートルズに関する知識を持っていない読者にも、バンドメンバーたちの熱いハートが伝わって来ます。山場の高三文化祭で、最初で最後のコンサートをするシーンはじーんと感動です。それまでの展開の中で登場してきた人々が観に来てくれて一堂に会します。
舞台と時代を特定された作品ですが、青春は時代や場所を問わず普遍です。