1955年、デヴィッドはニュー・イングランドの大学予備高校の名門セント・マシューズにフットボールの奨学生として編入した。労働者階級の自分と違って名家の子息ばかりのクラスメートに最初は戸惑うデヴィッドだったが、フットボールの腕前や明るい人柄などで学校にも溶け込む。また、ルームメイトのクリスやフットボール部のチームメイトのディロンなど、友達もできた。ところが、デヴィッドには他人には言えない秘密があった。実は、デヴィッドはユダヤ人だったのだ。・・・
ユダヤ人の人種問題は、正直言って私にはピンときません。でもこの映画を観て、ユダヤ人というだけで自分自身の全てを否定されるという事実を思い知らされました。デヴィッドはいいヤツだとわかっていても、ユダヤ人への偏見は簡単に覆せない。それが辛い真実なのだと思います。
また、名門校の出身というだけで優秀な成績を強要され、そんなプレッシャーに若者達が悩む姿も描かれていました。描写としてはこちらの方が印象に残りました。それだけにデヴィッドに辛くあたるディロンの心情も共感できました。ブレンダン・フレイザー、マット・デイモン、クリス・オドネル、ベン・アフレックなど、キャスティングもなかなか豪華です。