小澤さとるさんの漫画をアニメ化したというよりは、原作をモチーフにしてアニメを作ったって感じです。
だから原作に準拠してないといって批判しても的外れなことですね。
製作側からすれば、40年も前の漫画を忠実にアニメ化する意味が無いですし、素材として捨てるには勿体無いと思われたと解釈します。
そして前田監督がきっちり調理したと感じました。
ですので私はOVAの青6は肯定します。
一般的に3Dアニメの走りだとか、キャラデザに村田氏が参加したなどに注目が集まりますが、物語にもキラリと光るものがあります。
まず大きな存在感といえばゾーンダイクでしょう。何十億という人々を虐殺し、今まさに人類を破滅に導こうとしているマッドサイエンティスト。
まさに近代科学の魔王であるかのように世界中の人々に恐れられ、憎まれる存在。
そのゾーンダイクの真実を是非確かめてください。
そして人類に襲い掛かる謎の生命体達。
彼らはただの殺人兵器なのでしょうか。
人類の存在をかけて南極に向かう6号たち。人類の敵を抹殺しようと核爆弾までも用意しています。
紀之や速見はやつらに深い恨みを持ちながらも、不思議な出会いをし、心に変化が起き始めて・・。
第4話のタイトルはMINASOKO。なんか絶望的なタイトルに感じますが、どんな結末を迎えるのでしょう。
だらだらしたアニメで無いので、半日あれば見終わります。映画を見るつもりで是非購入検討してください。
そして何か響くものがあれば、巌窟王も見てください。
両作ともこのまま埋もれてしまうには惜しいと思うものです。
GONZO作品全てとは言いませんが、少なくともこの2作は原作と違うことで成功している素晴らしい作品だと思います。