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青のフェルマータ Fermata in Blue
 
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青のフェルマータ Fermata in Blue [単行本]

村山 由佳 , きたがわ 翔
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

心に傷を負い、言葉を失ってしまった少女、里緒。治療のため訪れた南太平洋の海辺でイルカたちと触れ合い、さまざまな人々と出会ううち、彼女の心は開かれてゆく──。(解説・香山リカ)
--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

南太平洋に響くイルカとチェロの旋律フェルマータ・イン・ブルー。夢の中に言葉を置き忘れてしまった里緒、人生に一度サヨナラしたあのひと…トラウマをもつ人々が織りなすピュアでイノセントな海洋恋愛小説。

登録情報

  • 単行本: 258ページ
  • 出版社: 集英社 (1995/11/24)
  • ISBN-10: 4087752038
  • ISBN-13: 978-4087752038
  • 発売日: 1995/11/24
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 954,784位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
人は誰でも心に傷を持っています。
その人にとっての傷の程度は軽い、重いの差はあるかもしれないけど、
誰しもが傷を抱えて今を生きていることは確かだと思います。
そしてこれからも私たちは傷を作り、それでも今を生きていきます。
また傷を負うのは「人」です。誰かに傷を作るのも「人」です。

人に傷つけられた心が、人によって(作中ではイルカも1つの要素ですが)ふさがれます。
そんな作品です。

最後に、文章や物語は「凡庸」です。
しかし、だからこそ私の心に大きく染みこんだ本でした。

このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ガコ
形式:文庫
精神的なショックから、言葉を失ってしまったリオ。

治療のために訪れた、遠く離れたオーストラリアで
イルカとの触れ合いを通し様々な感情を抱いていきます。

友人であり隣に住んでいる、アレックスとダグラス。
無意識のうちに惹かれてゆくゲイリー。
精神的に病を持つ、キャロル=アン。
たくさんのやすらぎを与えてくれるイルカたち。

そして、チェリストであるJB。

ココロに深く傷を負った彼女は、彼らとの
温かい関係の中で、苦しみながらも
自分自身を見つめなおします。

オンナとしてのリオ、
愛することを知らなかったリオ、
安らぐ場所のなかったリオ。

「フェルマータ・イン・ブルー」のチェロの旋律に
包まれながら、本当の自分を取り戻してゆく

彼女の心の声がココロの奥に響きます。

そして「ココロの傷」とは?
考えさせられるにも関わらず、読み終わった後
ココロの温まる作品です。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 如那傘如臼太 トップ500レビュアー
形式:文庫
自分のせいで両親の不和を招き、そのトラウマで声を失った少女:リオが、
オーストラリアのとある島でイルカやイルカを取り巻く人々と触れ合いつつ、
自分自身を回復していく、というのがあらすじである。

最も、少女が声を失った経緯と取り戻した経緯はごく単純であり、
少女がイルカと触れ合うことを通じて“徐々に”声を取り戻して行く、
というような印象ではない。
イルカは重要な脇役であるが、少女自身が声を取り戻すことへ直接貢献している訳ではない。
イルカと触れ合うのには声が要らないから、触れ合い自体は声を取り戻す動機づけになっていないようである。

リオの心理描写やオーストラリアの風景描写は秀逸で、文体も特徴はないものの安定感がある。
とくにリオの心のうごめきが激しく、それがキャラクターに重量感を感じさせて良いと思う。

やや気になるのは、物語の中でリオ本人は救済されるものの、
他の登場人物らの傷心が最後まで救済されないこと。
そしてリオ自身が周りの人間らの救済のために動こうとしないことである。

リオとは違う形で心に傷を負ったゲイリーやフィオナは、
リオが声を取り戻す上で一定の貢献をしているのに、
彼らが最後まで救済されずに終わるのが痛ましい。

フィオナなどは、リオを原因の一つとして心と体に大きな傷を負うのに、
それが癒えぬまま物語が終わるから哀れである。
フィオナの次はゲイリーが宜しくない。主人公に次ぐ個性を持っているのに、扱いが少々軽い。

主人公のキャラクターは悪くなかった。願わくは引き立て役の面々にも救済が欲しかった。
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切ないけど暖かい
とてもしっかりと王道を行っている小説。

心に傷を負った少女とイルカと。

読んでいるほうも癒されます。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/22 投稿者: 山田六郎
すごい文学
この本が執筆されたのは今から10年以上前のこと。
すでに村山由佳はすごい才能を持っていたんだと実感しました。
投稿日: 2009/4/15 投稿者: 匿名
ベタですが・・
深い傷があってそれをやさしく癒していく。

水戸黄門級にワンパターンな村山作品ですが、... 続きを読む
投稿日: 2008/12/16 投稿者: オータム
ウェットで美しい作品
... 続きを読む
投稿日: 2008/1/1 投稿者: marino
ベタな言い方だけど、やっぱり「癒し」かな
悲しいエピソードが幾つか織り交ぜられているけど、全体を通してみると心があったかくなる、いつもとは少しだけ違う村山ワールドだったと思う。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/10 投稿者: ナオキ
海の青と音楽が浮かぶ本です。
 非常に落ち込んでいる時に、図書館で読んで夢中になり、文庫も買ってしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/3 投稿者: ゆか
フェルマータは言葉
里緒に献呈された曲「フェルマータ・イン・ブルー」は、

音符にも休符にもフェルマータが、おびただしく付けられているという。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/14 投稿者: ヤキソバ
ん?
なんだか拍子抜けでした、ゆっくりと流れて行くストーリーはいいのですが、キャラクターも個性的なのだから、もっと発展させて欲しかったです…... 続きを読む
投稿日: 2006/6/21 投稿者: Mr.suppe
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