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青が散る (文春文庫 (348‐2))
 
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青が散る (文春文庫 (348‐2)) [文庫]

宮本 輝
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

新設大学のテニス部員椎名燎平と彼をめぐる男友達、女友達。彼ら青春の輝きと哀しみを描き、テニスというスポーツを初めて文学にして絶大な共感をよぶ長篇小説!

内容(「BOOK」データベースより)

ひたむきにテニスにうちこむ青春の群像―新設大学のテニス部員たちをとおして若さのもつ苦渋と輝きを定着した瑞々しい青春小説。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 478ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1985/11)
  • ISBN-10: 4167348020
  • ISBN-13: 978-4167348021
  • 発売日: 1985/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 89,548位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒロ
形式:文庫
主人公と同年代に読んだ感動を思い出して20年ぶりに読んでみたが,あのころと同じ感動を味わえたのに驚いた。
大学4年間,テニスに打ち込む若者の姿を通しながら,友情,恋,友人の自殺,等々,特別際だった学生生活をテーマにしてる訳じゃなく,一般的な若者の姿を通して描くことで,多くの共感を得られているのではないか。
一見,テニスはおしゃれで軽いスポーツのように見えるが,実際はタフで孤独なスポーツ。何よりメンタルが大きな要素を持つ。どんなに力の差があっても一つ一つのポイントを積み重ねていかないと勝負は終わらない。どんなにポイントをとっても最後のポイントをとらないと,そのゲームのポイントは全て相手のものとなる。無情なスポーツとも言える。
大学生活中,真剣にもがきながら生きていく若者の姿を,必死で粘ってポイントを取るけど最後のポイントを取れずに「形」としてゲームを取れない状況として描いている気がした。だけど,形に残らなくても必死でボールを追う(生き様を探す)姿こそが,一番輝かしい時間であったということも言いたかったのだと,「今は」思える。
夏子を想う遼平のせつなくまっすぐで純な気持ちがこの作品の中心線であり,その中心線がいつもまっすぐなので,20年以上経っても感動が揺らがないのだろう。
読んで決してまちがいはない。久しぶりにまっすぐな王道の青春小説。
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
夏子と燎平 2006/2/12
By いせむし トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
夏子と燎平は、青春の象徴だと思います。
「青が散る」は、夏子と燎平の出会いからその決別までを描いています。二人は無垢であり、不器用で、それ故に傷つきます。それは読者にとって、自分を重ねることのできる、身近で共感できる恋愛です。
20歳前後、子供でも大人でもない時期に、誰でも燎平が夏子に恋するように誰かに恋した経験があるはずです。イノセンスな燎平に自分を見いだして、切ない気持ちになるのだと思います。
物語の最後に夏子は彼女の分厚い殻を破って求愛します。胸を打つシーンです。一方燎平は二人の人生が重なり合うことがなかったことに気がつきます。お互い愛し合っていて、それは気がついているのに、燎平はそこで別れを決断します。
この恋愛で燎平が下した最初の決断は夏子との別れです。若さとは「大事なものを失うこと」でしょうか。
別れていく二人に、読者は、若さ、青春を見ます。その儚さが美しく、心を打つのだと思います。
あんなに大事な出会いはなかった、でも若さ故に逃してしまう。
青春の苦さとは美しいものだと、本作を読むたびにつくづく思います。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は一年前に読みました。ちょうど主人公が大学に入学する年齢と同じ時です。かなり長めだったので、ちゃんと読めるか不安だったのですが、読み始めたら止まらず、一気に読破してしまいました。

サッカー以外のスポーツは邪道(すみません)と勝手に考える僕でさえ、テニス部に所属する彼らの魅力にはどんどん引き込まれていきました。さまざまな出来事が起きて、それに向かっていく人たちに素直に共感がもてます。僕が同世代だからかもしれませんが、その辺が宮本さんの文の良さのひとつではないでしょうか。

宮本さんの作品に登場する人間は、ほんとに、深いな、と感じます。

僕にはもう少し、青が散るまで時間がありそうです。

その後に、またこの作品を読んで、今と違った見方ができる僕がいるかもしれません。楽しみです。
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青春小説で何かオススメない?と聞かれたら真っ先にこれをお薦めすると思う。恋愛の悩み、将来への不安と希望、友情、さまざまな青春の要素がこの物語には詰まっている。続きを読む
投稿日: 2008/9/21 投稿者: taiper
2008年の今読んでも全く違和感がない
1982年に発行されたのだが、2008年の今読んでも全く違和感がなく、まさに青春小説だった。特に燎平の夏子に対する気持ちは読んでいて切なかった。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/8 投稿者: コーキ
こんな小説は、他に殆どないです。
本嫌いの人にお勧め。

よくあるイケメン&美女ばかりの割には内容がショボイ日本ドラマや、... 続きを読む
投稿日: 2006/12/2 投稿者: Ksuke
エヴァー・グリーンの輝きを放っている青春群像小説の代表作だといえましょう
文庫として発売以来20年間で30数刷を数えるほど愛読されている宮本輝氏の代表作の一つです。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/17 投稿者: sasabon
オブラートにくるまれた青春の喧騒
... 続きを読む
投稿日: 2006/1/3 投稿者: 笑うエンジニア
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