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青い鳥
 
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青い鳥 [単行本]

重松 清
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (47件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

村内先生は中学の臨時講師。言葉がつっかえて、うまくしゃべれない。でも、先生は、授業よりもたいせつなことを教えてくれる。いじめ、自殺、学級崩壊、児童虐待…すべての孤独な魂にそっと寄り添う感動作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

重松 清
1963(昭和38)年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年、『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年、『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001(平成13)年、『ビタミンF』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 325ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/07)
  • ISBN-10: 4104075078
  • ISBN-13: 978-4104075072
  • 発売日: 2007/07
  • 商品の寸法: 19.4 x 14.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (47件のカスタマーレビュー)
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40 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 そっと寄り添ってくれる物語, 2007/7/24
レビュー対象商品: 青い鳥 (単行本)
まさに重松清にしか書けない作品だと思います。
中でも最初の短編の「ハンカチ」、最後の「カッコウの卵」は秀逸です。

村内先生はうまく話せない、だから「大切なこと」しか言わない。
うまく話せないが故に伝えることが出来る思い、それは「そばにいること」「ひとりぼっちじゃないと伝えること」。
「先生は、ひとりぼっちの。子の。そばにいる、もう1人の、ひとりぼっちになりたいんだ。だから、先生は、先生をやってるんだ」という文中の言葉が、この本のテーゼなんだと思います。

孤独を感じたことがある方には、是非一度手にとって読んで頂きたい1冊です。
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33 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 大切なものに気がついて下さい, 2007/11/16
レビュー対象商品: 青い鳥 (単行本)
大学生活の中でしたいと思ったことは、たくさんありました。
その道を選択するか、選択しないかは別として、教員免許を取得したのも、したいこのとひとつでした。
そして、限りある時間の中で、教員免許を習得するための授業を受け、教育実習のため母校へ行き、教壇に立って初めて、
「先生って、すごい」と、心から思いました。
40人の生徒を前にして、初めて[教師]という職業の重さを知り、生半な気持ちでなることは、けっしてできないと思いました。

だから、この本を読んだとき、涙が止まりませんでした。
かつて中学生だった自分の気持ちは、もちろん良く判っているし、教師にならなかったけど、少しは教師側の気持ちや事情も
判るようになった今だからこそ、余計に切なさが増すのかもしれません。

この本には、8つの話が綴られています。
最後の「カッコウの卵」以外のお話の主人公は中学生。それぞれが、心の中に色々抱え込んでいて、そんな時に村内先生が
やってきます。
大切なことを伝えるためにやってきて、それを伝えることができればいなくなってしまう先生に、「もう大丈夫。次へ行かなくても
良いです」と、そう言える時がくるようにと、心から祈りたくなります。
何故なら、この「カッコウの卵」は、中学時代に村内先生と出逢った主人公が成長して、後に村内先生と再会するお話なのですが、
この時点でも学校の中は、昔と変わらず、村内先生を必要とする生徒が大勢いるからです。

大切なものは何かを知るために。または、大切な何かに気づくために。大切なことだからこそ、ちゃんと声にして伝えることが
できるように。
大人も子どもも、すべての人に読んで欲しいと思った本です。 
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32 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 間に合った・・, 2008/3/7
レビュー対象商品: 青い鳥 (単行本)
あ〜やっぱり私は重松清さんの小説が大好きです。

リアルな問題を描いている小説が多いのだけど、
最後には心が洗われるとゆうか、
ほっとするようなものが多いと思う。
(といっても、まだ10冊くらいしか読んでないのですが・・)

吃音の国語の村内先生。たいせつなことしか言わない先生。
ひとりぼっちの子のところに救世主みたいに現れて「大切なこと」を伝えて、
次の学校に去っていく非常勤講師の先生。

最初のハンカチと最後のカッコウが特にオススメです。
ハンカチは場面かんもく症の女の子のお話。

最近知り合った私のともだちにも、場面かんもく症だった子がいます。
今その子は喋れるようになったけど、普通のお喋りはまだ難しいのです。
お話にも感動して涙がでてきたけど、
ともだちの辛かった過去を思い色々考えさせられました。

カッコウはかつて村内先生に「間に合った」と言われた生徒のその後のお話。
涙涙のお話でした。

短編でそれぞれのお話は繋がっていないので、
どれが好きといわれたらこの2つですが、
できれば全部読んでほしいです。
最初から読めばきっと、最後の心からでる気持ちの大きさが違うと思うんです。

特に印象に残っている先生の言葉が
「人を踏みにじって、苦しめるのがいじめ。
人を苦しめていることに気づかず、
苦しくて叫んでいる声を聞こうとしないのがいじめ」

「先生にできるのは、みんなのそばにいることだけです」

「嘘をつくのは、その子がひとりぼっちになりたくないからですよ。
嘘をつなかいとひとりぼっちになっちゃう子が、嘘をつくんです」

「ひとりぼっちが二人いれば、それはもう、
ひとりぼっちじゃないんじゃないか」

です。

村内先生にたくさんのことを学びました。
今もどこかの学校にいてほしいです!
そしてどこかにいるなら、絶対間に合っていてほしい。

そして村内先生のように
「ひとりぼっちの子に、たいせつなことを教えてくれる」
先生が増えたらいいなぁと思いました。

「ばんざい、ばんざい、ばんざい」
村内先生にも送りたい言葉です。

ついつい長くなってしましました。
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