著者はあの外山恒一。都知事選の政見放送で、
「もはや政府転覆しかなぁい!」「私が当選したら奴らはビビる……私もビビる」
などの迷言で世に注目されたあの人です。
内容は、もともとホームページなどで公開されていたものの再編集+書き下ろし。
80年代の学生運動史を描き出そうという試みで、それは真摯なものなのですが、
前書きにもあるように、未完成のものの途中経過として出され、
さらに現在の活動への参加を促す意図で出版されたために、
いささか内容にばらつきを感じるというか。
続きまでちゃんと書いた上で本にしてもらいたかったというのが本音です。
ただ、運動史に関してはほかに類似の本(ネット情報も!)がないだけに
それなりの価値があると思います。
ぜひ文学部の人などは、学生運動史を研究するのに参照してみては。
そういう研究ってあんまり無いんでしたっけ。