以前の闇検を持っているので購入は悩みましたが、
・バラバラに収録されていた記事が時代ごとにまとめられており読みやすくなっている
・単行本未収録の記事がはいっていた(『蘇我氏四代の謎』『吉備姫王の謎』の二本、24ページほどです)
ということで、元の本を最近読んでいなかったこともあって新鮮な気持ちで読めました。
買って良かったです。
ただ、この本を読んだ後に
闇の考証―永久保異聞 (ほん怖コミックス)を読むことをおすすめします。巻末に書かれていますが、
『再考証の価値ありということで永久保先生と玲子さんがこの本に出ている古墳や陵墓を取材した、こちらに出てきた巫女さんたちの解釈にも若干の修正が加えられている』
とのこと。
私はたまたま『闇の考証』を持っていたのですぐ読みましたが、本当にこの巻と内容がつながっていて、永久保先生の視点から語られる事柄がこの本の補足にもなっていたりします。
再編集版とはいえ『闇の考証』より後に出したのですから、あとで分かった部分を文章をちょっと足すなりして補足しておいてもよかったのではと思いますが。
(少しネタばれ?になりますが、
この本のある章では "△△を〇〇だとみなして"進めてその話は終わっていますが、『考証』では「〇〇ではない」というひっくりかえった結論が出ます。どちらも推論ではありますが…)
上記のことが少し引っかかるので☆4つですが、本は両方とも面白かったです。
収録内容;飛鳥の謎(前後編)、壬申の乱の謎、高松塚古墳の謎、吉野の謎、額田王の謎、草壁皇子の謎、長屋王の謎、道鏡の謎、卑弥呼の謎、早良親王の謎、藤ノ木古墳の謎、続・卑弥呼の謎、三輪山の謎、蘇我氏四代の謎、吉備姫王の謎