いかにもB級そうなタイトルは、はっきりいって面白くなさそうですが・・・。
「千里眼」や「催眠」などで、これでもか、とばかりに読者にサービスするエンタテインメント小説を書いている筆者だけに、さすがの面白さです。
霊柩車の運転手という特異な主人公がいい。
職業柄、遺体を見て死因を見抜いたり出来るという設定。
実際に本職の運転手の方が書いたブログが、原案となっているそうで、
読者の知らないリアルな裏話が、興味深いです。
<霊柩車探偵>としてのミステリ要素に加え、後半はいつもの彼の小説のように、命がけの冒険活劇に。
そして最後は、ぴしっと落ちが決まる。
さらっと読める娯楽小説をさがしている方に、最適です。
きっとシリーズ化されそうで、そちらも楽しみです。