著者によれば、
「霊感少女」とは、
「民俗知」を伝承することが困難な時代の中で、
断片的に「民俗知」を獲得し、
それをベースに幻想の世界へ逃避している自己顕示欲の強い少女、
なんだそうである。
そして、
幻想の世界に逃げ込むことでしか解決できない社会システム=「学校」
ならびに、いいかげんなオカルト的知識を垂れ流すマスコミ
を筆者は批判的に見ている。
筆者は霊的なものを信じていない。
民俗学における「異界」概念が、現代もまだ生きていて、
形を変えて出現しているだけだと主張している。
だが、私は、ここでふと思った。
もし、ホントに霊がいて、昔の人々と
同じように人間に考えさせているだけなら・・と。
これはちょっとした怪談ですな。