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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
クオリティはやや落ちるが,
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レビュー対象商品: 震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (文庫)
横山秀夫のものにしては、雑というか首をひねるところが多い。ノンキャリ組の家族を含めた人間関係など。 しかし、そうはいってもそこは横山秀夫、よくまとめていると思う。 特に、県警と阪神大震災との対比がいいと思う。 レビューでは、震災をもってきた理由がわからないという声が多いが、 私は、まったく逆の意見だ。 阪神大震災の日に、震災のすごさに較べ、 県警は何をくだらないことでパワーゲームをしているのか。 人間の小ささと自然のパワーとの対比があってこそ、この小説は生きると思うし、 それゆえの「震度0」という題名なのだろう。 震度0の県警のパワーゲームを書くことで、 逆に阪神大震災の悲惨さを浮かび上がらせたと思えるのだがどうだろう。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
キャリア対ノンキャリアというテーマに踏み込んで書いている,
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レビュー対象商品: 震度0 (単行本)
N県警の警務部長の失踪事件をめぐる、警察署内でのキャリア対ノンキャリアの駆け引きを描いた作品。横山氏の小説の多くが、このキャリア対ノンキャリアあるいは個人対組織ということをメインのテーマに書いているが、この作品では、これまでに作品の中で最もキャリア対ノンキャリアというテーマに踏み込んで書いていると思う。 作品としては、前半から中盤の展開が単調で退屈であるが、終盤の失踪の謎が解き明かされるあたりだけはうまく書けており、一気に読まされた。ただし、他の横山氏の作品と比べた場合とりたててこの作品が優れているかというと、そうではなく、平均点といったところであろうか。 一方、他の方も話題にされている大震災との関連であるが、私自身は、これほど大きな実際の大災害を取り上げるのだから、当然、失踪の動機や捜査など、なんらかの展開で地震に結びつくものと考えながら読んでいた。しかし結局、時間軸として使われたにすぎないという印象を受けた。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
地震はあんまり関係ないです,
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レビュー対象商品: 震度0 (朝日文庫 よ 15-1) (文庫)
N県警警務課長不破の失踪。阪神大震災の発生。N県警上層部は揺れた。事件か、事故か。誰が捜査を主導するのか。様々な思惑が交錯する中、テレビの向うでは次々と死傷者数が増加していく。身近な出来事、遠くの出来事。対比が非常にうまいと思いました。親しい一人の人間の命。テレヴィの向うの、見ず知らずの人間の多くの命。 きっとほとんどの人間が、テレヴィの向うの命を悲しみはするけれど、そのことに心を乱されることは無いでしょう。建前の奥にある現実が良く描かれていると思います。 ただ、地震がもっと深く関わってくると思っていたので、案外関係なく終わりちょっと拍子抜けしてしまいました。
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