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でもね。こうして本でまとまって、読んでみると。なんか醒めちゃっていて、「できすぎだよなぁ。」って感じちゃう。
それは落ち着いたからじゃなくて、本として商業ベースに乗ったことが大きいかもしれない。
「できすぎだよなぁ」が、あの時スレに貼りついてた自分が「うまい具合に乗せられて、ネタにされちまったなぁ」という気分に繋がる。
まぁ、この本で初めてあのスレの中身を読める人も大勢いるわけだ。
電車男の物語自体は、非常にありがちなラブストーリーでしかない。
電車男の真の主役は、そのまわりでリアルタイムで暑く語った人たちの存在です。彼らがいたからこそ、この物語は新しく、感動的な物になった。
…ここまで書いちゃって思うんだけど。
こうして本で出て、映画やコミックまで出てしまうと、結局そういう新しい表現手法として多くの人が利用されただけで終わってしまったのかな…という気分にもなってくる。
本当は、あのスレと、スレのまとめページくらいで終わってほしかった。
でも本で出ないと読めない人もいる。だからこの本は受け入れられる。
そんな気分です。
ただ、2chの様式については裏表紙(カバーの下)に若干の用語集があるだけなので、はたして一般の読み手がどの程度雰囲気を正しく理解できるのか…
まとめサイトのように内容がカラーで示されているわけでもないので、お金払って本買うくらいならまとめサイト見た方が良い。
アスキーアートを再現したところは好感が持てるので星+1。
以下のような理由により星-4。
後日談でゲンナリ
ネタ元のスレッド住人の約9割が反対していたにもかかわらず書籍化を強行した
奥付に誤解がある→出版側の勝手な言い分であると言われかねない(本来、匿名掲示板運営者(この場合2ちゃんねる)は著作隣接権者にならない)
匿名であるために困難であるとはいえ、書き込んだ人の許可を取らずに書籍化し、なおかつそれに対し「どうせ訴えられないだろう」という考えを持っているであろうことが見て取れる(おそらく印税なんかも分配されないんだろうと容易に想像できる)
出版社側にとっては非常においしいビジネスになってるような気が。
今後も似たようなことやる人出るんでしょうなあ。
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