よかったです。
話題になっていたのは知っていましたが、原作も読んでないしドラマも見ていませんでした。
オタクという役に関して言えば、ドラマの伊藤淳史君の方がハマリ役なのではないかと思います。(失礼?)
ストーリーは余計な前置きもなく始まってサクサクと進んでいき、最後まで飽きることなく楽しめました。
全体的にほのぼのした雰囲気で、電車男とエルメスさんのやりとりはとても微笑ましく、2人の進展を素直に応援したくなりました。
オタクと美女という、なさそうだけどあったら面白いな、と思える素敵な恋物語だと思います。
ただ、現実的な話ではないというのも率直な感想でした。
最初に電車男が酔っ払いに立ち向かっていこうとしたのはとても立派ですが、中谷さん演じるエルメスさんは美人で優しくて好意的すぎて、電車男からすればその後のお膳立てが揃いすぎているような気がします。
脈ありな態度の人にアタックするのはそれほど勇気のいることとは思わないし、こんなに出来すぎた女性もそういるものではありません。
電車男もオタクとはいえ、とても素直で優しくて天然で可愛らしく、あえて問題があるとすれば最初の格好だけだったのではないかと思います。
こんなに出来のいい男性も(オタクに限らず)そういないでしょう。
色々書きましたが作品そのものに不満があるわけではありません。
映画に必ずしも現実性を求める必要はないし、素直に見れば優しい気持ちになれる、心あたたまる良い作品だと思います。
2人の恋物語が電車男の勇気からスタートしているというのも、評価できるポイントだと思いました。