テンパチへ
この手紙をもって僕のVRとしての最後の仕事とする。
まず、僕の設定を理解する為に「たのみこむ」で電脳戦機バーチャロン・オフィシャルストーリー『One Man Rescue』
の復刊をお願いしたい。
以下にバーチャロンシリーズ立体化についての愚見を述べる。
シリーズの発展を考える際、第一選択はあくまで人気機体のリリースであるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実にはwaveの企画のように、人気機種をいくつかリリースして終了という例
がしばしば見受けられる。
そういったわけで、マイナー機体のリリースには熱心なファンによるアピールが必要となるが、
残念ながら未だ満足のいく成果には至っていない。
これからのバーチャロンシリーズの飛躍はマイナー機体の売れ行きにかかっている。
僕は君がその一翼を担える数少ないVRであると信じている。
チャンスを得た者にはそれを最大限生かす責務がある。
君にはマイナー機体リリースの先駆けとなってもらいたい。
遠くない未来にチャロナー全員が自分の愛機のプラモを手に入れられると信じている。
ひいては僕の存在を、君の説明書に付随する設定の一部として役立てて欲しい。
「マイナー機体もシリーズを盛り上げる一翼なり」
なお、君と出自が同じである者が、ゲームにも登場せず、立体化もされず、
忘れ去られ消えていくことを、心より恥じる。
ベルメイト