ガン、3万人の大量自殺、不妊、不眠、過眠、偏頭痛、シックハウス症候群、慢性疲労症候群、ウツ、冷え性、さまざまなアレルギーは、すべて免疫が低下しておこることが共通点だ。しかしなぜ免疫が落ちているのか、と言う原因までを突っ込んで調べる人は少ない。最近、それが住宅の配線によるものだという噂があることを知って、電磁波について調べ始め、この本を紹介された。
海外の住宅は電圧が高いためにアースが取られているが、日本の配線は一部の住宅をのぞき建築業界はコストを下げるため、ほとんどアース(配線を鉄管にいれる)をとらない。また、これほど携帯電話が普及し、Eジャパン計画によって、インターネットを国中で使っている国も少ないのではないか。人身売買や貧困といったように、海外もわが国以上に過酷なストレスにさらされているが、3万人自殺とまではいかない。そこに日本独自の特殊な環境公害があると考えるのが自然だろう。海外の扱いと比べて、日本の電磁波規制がいかにずさんか考えさせられる。
人間の細胞は微妙な生体電気によって動いているが、その生体電気を壊してしまうのが、電場や磁場、といったいわゆる電磁波だ。50HZ、60HZといった電気は低周波電磁波で、自然界のもの(紫外線や光)よりもずいぶん粗い。外に出れば人間紫外線という電磁波浴びてるんだから安全だ、とかいう人は、あまりに無知。携帯電話や無線のような高周波電磁波も、その恐ろしさは実は知られていない。ましてやオール電化やIHなどは、危険すぎるため海外では使われていないという。
人間はゆったりと進行する被害にはゆでがえるのように鈍感で、そうした愚民が多いことは、官僚とマスコミや学閥のスポンサーである企業が「因果関係は証明できない」と国民をごまかすのにとても好都合なのだ。国民は、国を信じすぎているのではないか。大本営発表を忘れてはならない。
著者はここまであからさまには書いてはいないが、電磁波で実際なにが起こっているのか、そしてこれから日本でなにが起ころうとしているのか、事実だけをわかりやすく書いている。
こんなひどいことが日本でおきつつある、と知ったら、携帯電話を投げ捨てたくなるかもしれない。そして、もう電磁波被害からほとんどの都会人はのがれることはできない。
入門偏としては最適な書籍だが、電場と磁場の話を電磁波としてひとつにしてあつかっていて、単位が両方入り乱れているので、なかなか把握しずらい部分はあるかもしれない。
あとはYoutubeの「ちょっとまって!オール電化」という動画をみるともっと専門家の話が聞けるのでおすすめ。