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40 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ライトノベルミステリの良作,
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レビュー対象商品: 電波的な彼女 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
主人公柔沢ジュウは友達のほとんどいない不良少年、そんな彼に突然「私は前世であなたの従者でした」と言ってつきまとう少女堕花雨、彼女の妄想に辟易しながらも、いつの間にか二人は奇妙な友人関係を築いていって…と設定だけ聞くと非常にライトノベル的なラブコメを想像するんですが、ストーリーの中心は無差別連続殺人鬼を探すというサイコサスペンス的なものです。手触りとしては、最近盛況のラノベミステリやミステリコミックのなかではかなり一般文芸に近く、堅めの文体の効果だと思います。サイコな心情描写や暴力シーンは読後感を損なわない程度にはダークで、キャラクターはサイコサスペンスとしてのリアリティーを失わない範囲でラノベ的です。これをミステリとライトノベルがうまく融合できていると見るか、ミステリとしてもライトノベルとしても中途半端と見るかで評価が別れる作品だと思います。 ストーリー展開も、キャラクターの使い方も荒削りな感じがありますが、小説技術の向上が作品の良さに大きく反映されそうなタイプなので次回作にも期待は大です。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一見の価値有り!!,
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レビュー対象商品: 電波的な彼女 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
喧嘩上等の不良少年である柔沢ジュウは、ある日の放課後に堕花雨と名乗る見知らぬ少女に忠誠を誓われてしまう。少女は前世ではジュウは王だった、前世は剣や魔法の飛び交う世界だった、雨はジュウに付き従う騎士だった、自らをジュウの奴隷だ下僕だと電波的な言動を雨は当然のように話す。 そんな少女の言動に振り回されつつも、ジュウは次第に雨を受け入れ始める。 だが巷を騒がす連続殺人事件がジュウを巻き込もうとしていた。 登場人物、とりわけ主人公やヒロインは他の何においても重要だと常々感じる。 主人公の成長の過程を描いていく作品ならともなく、その他の場合は主人公やヒロインに何かしらの魅力がなければ、余程のことがない限り読み進めていくのは苦痛に他ならない。 今作の主人公とヒロインは、その条件を限りなく満たしているものと個人的に感じる。 主人公の柔沢は他者に誤解されがちだが確固たる信念をもっている。 ヒロインの堕花は完璧でありながら他者との接触を拒み、ただ一つの行動原理のもと動いている。 その信念や行動原理により、どんな作品でもありがちな主人公やヒロインの人格のぶれが少ない。 これは簡単な条件のようで、数多くある作品の中でも満たしている作品がそう多くないと個人的に感じている。 もちろん主人公だけよくても作品として成り立たないが、その前提が満たされたことにより冒頭部分から読み手を惹きつける力を持った作品になっている。 話の展開は個人的な価値観に左右されるところだが、登場人物が気に入れば読み進む力も生まれるものだと思う。 著者の文体とイラストレーターの絵の相性がここまでいいと感じた作品は初めてだ。
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
久々のヒット,
By 松瀬 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 電波的な彼女 (電波的な彼女シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) (文庫)
久々の当たりでした。タイトル見てどうかなぁと思ったけど、わからんもんですね。 電波的な彼女と言う事で、確かに電波チックな女の子が登場するんですけど、そこまでぶっ壊れてる感じじゃないですね。読み終わったらその子のこと可愛いとすら思えましたから。 内容は不良の主人公がとある殺人事件に巻き込まれるんですね。で、主人公は躍起になって犯人探しを始めるんですけど、その犯人が実は身近の人間で・・・とこんな感じ。 どこが良いってうまく言えないけど、強いて言うなら主人公と他のキャラとの会話かなぁ? ラノベにしては結構ダークな描写もあるけど、それが作品自体に深みを与えてるのでまぁ良いかな。 二巻にも期待したいところです。
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