文化祭です。真が周りの女の子やら女々さんやらと、思いっきり「せーしゅん」しております。その他にもオールスターキャラが勢揃い、新キャラまで出て来るという豪華仕様。それもでも全部、「エリオの為に用意されたもの」なんですけれど。
どこぞのみーまーのやっていた愛ゆえの奇行がしかし、こっちのシリーズにまで飛び火するとは……。まあ、あっちの事件の数年後らしいですからねこのシリーズ、不思議ではないですか。不思議なのはむしろこっちの今回の文化祭のその成り行き、ホントどこまでが"彼"の操作なのか意図したことなのか、それともこんなことを考えることがそもそも愚問なのか……?
ラストのエリオへの贈り物にはめっさ感動、"それ"を用意した2人の愛にも。今巻もまた父親役に奮闘する真も毎度ご苦労様です、でも"そこ"からの脱却も何気に暗示されたし苦労は報われたかな?
引力万歳、読み終わった後に素直にそう思えるこの読後感の何という爽快感か、青春感か。現実には悪意が溢れているけれど、それと同じくらいの善意も確かにあるのですよね−−見え難いことも多いですが。真がいつも出逢う、何とも説明し難い出来事みたいに。次巻も、とても待ち遠しいです。