表題作「電波の男よ」は現代のお伽話だと思います。淡々とした描写ながら、乙女心くすぐります。
高校時代はアマチュア無線に燃えていた暗くて冴えない男性が、社会人になっても忘れられない当時のアマチュア無線仲間「マリン」を探すお話。きっかけは偶然、同じ会社の女子社員からの電話。その声が間違いなくマリンさんであると確信した主人公は命懸け(?)の作戦で彼女を探し始めます。
この主人公がメガネ・冴えない・もてない・会社に泊り込んで仕事をするので汗臭い、キモイと散々な描かれ様ですがそこは漫画です。西先生のキレイな絵ですので顔はかっこよいですし、相手役の女の子と並ぶと実に身長差が素敵です。性格もなかなかいい味出してほのぼのかつ笑えますので、おすすめの読みきり漫画になりました。
他、短編で2作品ありますが両方大好きです。何度も読み返しました。