力強く、それでいて繊細なペンタッチが好きです。
男女の線の違いをうまく描き分け出来ているのも魅力的です。
ストーリーも、上手に伏線が張られているかと思いきや、それでいて
なかなか先が読めません(苦笑)
シリアスな部分と、ちょっと肩の力を抜いて笑える部分が
ほどよくブレンドされていて、(この作者なかなかデキる!)と思わせます。
けれどこのお話の本質は、きっとそんなにくだけたものではない感じ…。
時折ふっと見せる照の「女」の表情や言葉には、自分が黒崎に
なったような気持ちになってはっとさせられるし、逆に「男」の黒崎を
見せられた時は、照になったような気持ちになって胸がザワザワする…。
照には、彼女自身も意識してはいないかもしれない、計り知れない「女性らしさ」
みたいなものを感じます。悪い意味ではなく、色気とでもいうのでしょうか…。
この先の展開がとても楽しみです。