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商品の説明
メディア掲載レビューほか
電子音楽in JAPAN 日本における電子音楽の受容と変遷をたどった大部のノンフィクション。単なる「シンセサイザーの歴史」にとどまらず、1950年代のNHK電子音楽スタジオの活動から説き起こして、クラシック系の芸術音楽からポピュラー音楽に至るまでの幅広い音楽分野における電子音楽の展開をおさえている。とりわけアーチストだけではなく、彼らを支えた技術者達にもインタビューを行い、テクノロジーの側からの変遷を押さえているのは高く評価できる。
(日経パソコン 2002/03/18 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) --
日経BP企画
内容(「BOOK」データベースより)
1955年、NHK電子音楽スタジオで生まれた日本の電子音楽。この未知の音楽は、先達の驚くべきフロンティア・スピリットに支えられて発展し、やがてポピュラー音楽にも浸透、YMOというモンスターによって一時代を築きあげる―。81年のテクノポップの終焉で幕を閉じる「電子音楽イン・ジャパン」を大幅に加筆・修正し、電子音楽誕生以前の歴史に記されなかった事実から、エレクトロニクスがもはや魔法ではなくなった90年代にまで言及した本書は、まさに半世紀に渡る歴史の目撃者たちの証言集である。
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書というか、この著者の画期的なところは、
シンセサイザーやその他テクノロジーを通して、音楽を語ったことです。
それは単なる切り口というレベルのものではありません。
結果、音楽を作った音楽家の思想に還元したり、
心理的分析をしたものより、
はるかに音楽そのものの理解を深めることになりました。
本書の帯に細野晴臣氏が寄せている文章を一部引用します。
===
YMOをやっていた80年代当時、
(略)
批評という客観的精神の支えが必要だった。
(略)
しかし、社会現象とまでいわれたものの、
大人達はあえてYMOを避ける傾向にあった。
その時、全貌を語る者は将来に託すことにしたのだ。
そして今、密かに待ち望んでいたその語り部が現れた。
20年も待っていたんだよ。田中君。
===
YMOのみならず現在のポピュラー音楽を深く知りたい人は必読です。
個人的には、松浦雅也氏(PSY・S)について1章が割かれているのが嬉しかったです。
(新装改訂・増補版)
本書にも書かれていますが、デビューのきっかけとなったFM大阪のラジオをよく聴いていました。
著者のブログによると、
私と同様、中田ヤスタカやPerfumeにはまっているそうです。
それらについて加筆された増補版を将来書かれるのを期待しています。
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ブラボー!
2009/4/18
形式:単行本
普通、この手の物語を紡ぐとするなら、シンセサイザ音楽の歴史、
つまり冨田勲やウォルター・カーロスあたりから始めるかなと、
考えそうなところじゃないですか。ところが、この本は
シェーンベルク、コンクレート、シュトックハウゼンから語るんですね。
さらに、黛敏郎やらケージ、果ては効果音技師に至るまでを一緒くたに取り込み、
70年代のポピュラー音楽への応用、そして主題であるYMOの誕生まで脈々と
語り続けていくわけです。
このアプローチは斬新で、ガツンとやられた感が強く残りました。
しかも単なる収集データではなく、読ませる体裁を保ったノンフィクションです。
面白くて夢中で読みました。ボリュームたっぷりなので、簡単にはやっつけられません。
特に、カミヤスタジオの神谷重徳について、認識をあらためることができました。
日本独自に発展したシーケンサの歴史の影には、こういうミュージシャンがいたんですね。
かつてシンセサイザに興味のあった人には、自信を持ってお勧めできます。
一緒にガツンとやられませんか?
28 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は非常の分厚く、話は大阪万博、ミュージック・コンクレートに始まる。また、日本とドイツ、アメリカの電子音楽事情が半分、YMOが5分の1は占めます。ただ、それ以降のテクノについてはノー・コメントになっています。これ以降が知りたいという人でも、電子音楽自体、日本は先進国であることを思い知ることになります。また、CDも付属していますし、私はこの本の虜になりました。ということで、全テクノファンにも絶対読んで欲しいですし、音大や芸大の人には一読して欲しいかなと思ってもいます。
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