『電子音楽 in japan』が羅針盤であるならば、
「電子音楽」というジャンルの森を冒険する
より実践的な地図となるのが本書。
膨大な量のディスクがマッピングされてぎっしりとレビューされている。
この本を手にして、アマゾンで買うなり中古レコード屋に走るなり、
TSUTAYAに駆け込むなりして、ジャンジャン聴きまくるしかない。
テルミンが出てくる「アーリー・エレクトロニクス」の章と、
日本のサウンドトラック、テクノポップの章が個人的には勉強になりました。
昔の人はさぞや苦労して楽器と格闘し録音していたに違いないし、
ハードウェアの楽器だけがもつワクワク感も今よりも何倍もあったのではないかと、
思いを馳せました。
コンピューターによるソフトウェア音源が盛り上がり、
録音もコンピュータ頼りになった今、
ぜひ続編を読みたいシリーズです。