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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
自由化は遠い過去?,
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レビュー対象商品: 電力ビジネスの新潮流 (単行本)
電力市場自由化と言われたのは、とおい過去になったんだなあってしみじみと思った。この間にあったことというのは、行き過ぎた自由化に対する揺り戻しが欧米で起きたこと。そして、自由化以前に地球環境問題やピークオイルといった問題への対応が重要になってしまったこと。 自由化には、総括原価方式の見直しによる価格低下という要請があったけれど、PPSの参入によってそれが具体化してしまい、もういいやっていうことなのかなあ。 そんなわけで、自由化が言われなくなってからの電力ビジネスの動向がよくまとめられてあって便利。とりわけ、第五章(別の著者、西村陽氏によるものだが)では、電力会社が今後とるべき戦略などについてもコンパクトに書かれていて、読ませる。 欠点はというと、やはり著者が電力会社の人だということがあって、その枠の中でしか、地球温暖化対策などについて記述できていないのではないか、原子力に対する評価が甘いのではないか、というところではないだろうか。原子力は推進するとしても、もっと多くの問題があると思うし、地球温暖化対策もそう単純ではないとも思うのだけれども。 ということで、「電力・ガス業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本」(秀和システム)を併読すると吉。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
良くも悪くも専門家の視点,
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レビュー対象商品: 電力ビジネスの新潮流 (単行本)
関西電力の方が書かれているだけあって、やはり他のありがちな「未来の電力=クリーンなもの」視点ではなく、地に足の着いた電力ビジネス解説となっている。一方で、排出権取引や電力自由化規制など、昨今の電力ビジネスを語るには少し古い話題のみになっているのが残念でもある。各電力会社がメガソーラーやEVに実際に取り組み始めていることにはまったく触れられていない。
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