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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まじめで、すっとんきょうで、ナンセンスで文学の香りのする話,
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レビュー対象商品: 電信柱と妙な男 (大型本)
人と関わるのが嫌いな「妙な男」と、人目があって夜しか散歩できないという電信柱が、夜の街を散歩中に出会い、気が合って友達になります。背の高さが合わず話がしにくいので、「妙な男」が屋根の上を歩き、電信柱が軒について歩くうち、ふたりとも元の場所に戻れぬまま、夜が明けて… 小川未明さんの文学調、昔風な硬い語り口で、内容がすっとんきょうなのが面白い。まじめくさった調子で読んでみたい。結末も全く救いがなく、お説教がましくなくて良い。小学校中学年でもよいが、高学年でも十分楽しめるだろう。私のお気に入りが一つ増えました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
絵本越え,
By サークル (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 電信柱と妙な男 (大型本)
いちばん大好きな絵本です。小川未明のかなりシュールなストーリーとかぶりものをかぶった妙な男のイラストが、 なんというか、普通じゃないところでひとつの絵本になっていて、すばらしい。 ストーリーと絵を違うひとが書いている絵本の面白さを、たっぷり体感できる。 内容的には大人向きかもしれませんが、子供にもわからないながらに読ませたい絵本です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
暗く寂しい美しさ,
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レビュー対象商品: 電信柱と妙な男 (大型本)
千に近い作品を書いた未明の第一童話集『赤い船』に収録されていた初期の作品です。世の中の人がみんな嫌いだという「妙な男」が月夜に電信柱と友達になります。 月夜のしんとした雰囲気、電信柱との会話に不思議な魅力があり、最後は未明らしい救いのないラストです。 自ら「明るい方へは望みがない。私は暗い方へ憧れている」と語った未明ですが、 彼は「暗い」「寂しい」中にも美しさを見出した作家なのです。 明るく楽しいことばかりではないこの世界を、未明の作品はどんな時にも「美しい」と眺めています。 この世の中に交わり明るく生きている人も、「妙な男」のようにひとり部屋に生きている人も、 どちらもしみじみとした寂しさ、それ故の美しさを感じられる作品です。 一見愉快な絵柄が、また心を惹き、愁いを呼んでいます。 数ある中からこの作品に再注目した作家さん、出版社さんの眼目は素晴らしいものがあります。
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