第一部青年期の主役をつとめた古原靖久くんが本当に本当に素晴らしかった!かっこよかった!
身のこなし、台詞回し、気合の入った表情、そして体を張ったアクションで70年代ヒーローの力強さを全身全霊で再現。
更には、自身の奉じる正義に疑問を持ち、敵ながら愛してしまった女性サイボーグへの想いとの間で揺れ動き、悩み苦しむ様を好演。
正直、ゴーオンジャーの良くも悪くも単純おバカなレッドのイメージしか無かったので驚いた。ご本人にとっても一生ものの代表作となるのでは?
第二部熟年期の板尾氏も名演だった。最初にしょぼくれた顔で出てきた時は、前半とのあまりのギャップにうわあっと思ったけれども、それもまた味。
終盤の台詞のどれもこれもがかっこいい。ピンチになってもどこか肝が据わっている。たとえ加齢による衰えはあろうとも、
不惑を越え、人生の底辺も経てきたならではの頼もしさが感じられた。このかっこよさは共演の渡辺裕之氏にもあった。
ラストでAKIKOを抱きしめる場面が忘れられない。板尾氏の実生活での件を思うとたまらない気持ちになる。
その他のキャストも皆最高の演技で、特に若手の方々については今後の活躍もチェックしていきたい程。
タイトルになってる変形ロボット・ザボーガーについては「君が男の子の魂を持つのなら一度観てみろ」としか言えません。
監督独特のコメディ色が気になる人もいるでしょうが、お話の骨格もきちんとしている。
笑って、泣けて、燃えて、感動もできる超一流のエンタテイメント作品です。