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52 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
コメディとして再構築された傑作,
By
レビュー対象商品: 電人ザボーガー スペシャルエディション(Blu-ray Disc) (Blu-ray)
旧作のリメイク作品は数多くありますが、オリジナルに対するアレンジメントのさじ加減を失敗しているケースが殆どです。その点で、この劇場版「電人ザボーガー」のバランス感は絶妙です。何よりも、70年代TV特撮の持つおおらかな「バカバカしさ」を、妙な「上から目線」で抹殺するのではなく、それ自体いとおしむ形でドラマの中にとりこみ、「コメディ映画」の中のファクターとして再構築しているセンスが抜群です。更には、明快なコメディ構造の中で「リアリズムの超克」を目指す監督自らの姿勢も、「疑似家族」の誕生と喪失のドラマもきちんと描いている。優れた換骨奪胎、とはまさにこれであり、例えば、この作品に創意工夫が見られないなどと言った類の意見は単に作家の意図が解読できていないものに過ぎないと確信します。この映画が、2011年の邦画界の中で、極めて傑出した作品であることは間違いないでしょう。
31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
好き嫌いは分かれると思います。,
By わんたん (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 電人ザボーガー スペシャルエディション(Blu-ray Disc) (Blu-ray)
好き嫌いは分かれると思います。でも、僕にとっては、最高の映画です。 オリジナルをすごく大切にして再構築され、更にオッサン期という新要素を加えた合計約2時間でまとめられたストーリー。 出演されている役者さん全員の熱演(青年期:古原さんの熱さで一気に作品に没頭、熟年期:板尾さんの独特な雰囲気、Σ団の皆さんや脇役キャラ)。 CG技術とアナログ技術を上手に使い分けた、とても楽しい特撮シーン。 本編中、随所でみられるオリジナルへの半端ないリスペクト(登場キャラ、設定、演出など)。 井口監督をはじめ、キャスト、スタッフ皆さんの愛情や熱意がすごく感じられる映画だと思います。 青年期編のクライマックス直前、決戦場にて何かを考えながらたたずむミスボーグをカメラがまわりこむシーンがすごく格好よかったです。
33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
オリジナルのリスペクトとはこういうものだ!,
By
レビュー対象商品: 電人ザボーガー スペシャルエディション(Blu-ray Disc) (Blu-ray)
この映画のことを知ったのは、映画秘宝のにっかつの来年の作品というところ、その後、現代的にリファインされたザボーガーのデザインを見て、 これで、ストーリーがアレだったら嫌だなあと思い、 偶然見た映画の予告編を見て、かっこいいアクションシーンで期待が高まりつつ 再放送したテレビ版で放送していた、CMで、ギャグとも本気とも分からない 板尾さんの場面を見て、どんなものだろうと思いつつ、キャスティングの はまり具合に驚いた。 監督の井口昇の名前を見て、取り合えずは安心していました。 この人の映画って、あまりハズレがないですから、少々お下劣気味でも。 正直、映画館で見るのはなかなか難しい方です。 東京でも、私が見た時期では、上映しているのは一箇所だけ、しかもレイトショーのみ。 最初をそれを知らずに出かけて、仕方なく帰り、翌週万全の体制で向かいました。 パンフレットを買おうとしたら、電人ザボーガーだけ売り切れ、少し残念。 前の映画ではブラッド・ピット主演の映画で場所柄もあり、カップルが目立つが、 ザボーガーとなると、オッサンとテレビでは見たことないであろう映画マニア風のカップルが 笑ってやろうとでも思ったのか、入ってきて、やはりガラガラの状態で上映開始。 そして、上映が終わり妙にノスタルジックかつ寂寥感にとらわれる気分になりましたね。 エンドクレジットで、オリジナルのエンディング(子門真人!!)が流れると最後まで 聞いてました。 正直、近年まれに見る実写リメイクの傑作です。 題材が正直、作品としてはマイナー、ネタとしてメジャーなので、余計に素晴らしい。 宇宙戦艦ヤマトとか、あしたのジョー、つりキチ三平、キャシャーン、極めつけのデビルマンと馬糞や牛糞なみのばかり見せられましたから、 たとえ駄菓子でも、それは最高のものになります。 それにこれは、駄菓子を愛する人のために作られた最高の駄菓子とでも言うべきものです。 最後に「山口暁氏 とうしおそうじ氏に捧ぐ」でちょっと、ホロッと来た。
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