オリジナルエンジン「栄」を搭載し飛行可能な、現存する唯一の零式艦上戦闘機52型の姿を納めた映像ソフトです。
この機体は、アメリカ、プレーンズ・オブ・フェイム博物館が所有する大変貴重な個体です。
終戦後も大きく壊されることなくその姿を留め、博物館に引き取られた後もレストアされ続け、飛行可能なコンディションを保っている奇跡的な機体で、何よりいまだオリジナルエンジン「栄」が稼動状態にあるという、今現在では恐らく世界で唯一の零式艦上戦闘機です。
映像の内容は、あらゆるアングルからの空撮と、駐機状態でのディテール紹介が中心となります(詳細解説あり)。
この空撮映像ですが、何と、かつて戦火を交えた敵国の爆撃機、B−25内部からの撮影となっており、当時の雰囲気を存分に感じることができます。
しかし、こんな大型機がいまだ稼動状態にあるとは・・やはり戦勝国は違いますね。
尚、この52型の出自に関する詳細解説によると、この個体といえども「完全」オリジナルではなく、老朽化した機体をレストアする際、剛性を確保するため主翼の内部構造等を再度作り直している、ということでした。
その結果、映像にもありますが、この種の古い機体では危険と判断され敬遠されがちなアクロバット飛行(ロール)も披露してくれています。
生粋の運動性能を武器に大戦を戦い抜いた零式艦上戦闘機のあるべき姿を見る気がして感無量です。
この個体の他にも21型、22型などの飛行可能な機体が知られていますが、やはり飛行機の心臓たるエンジンがオリジナルである本機の価値は別格であると言えるでしょう。
全ての日本機、大戦機ファンにお勧めできる映像ソフトです。
これぞかつて日本が誇った零式艦上戦闘機の勇姿!