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零戦 (学研M文庫)
 
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零戦 (学研M文庫) [文庫]

堀越 二郎 , 奥宮 正武
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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零戦 (学研M文庫) + 零戦の遺産―設計主務者が綴る名機の素顔 (光人社NF文庫)
合計価格: ¥ 1,919

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

戦後、日本の航空機開発技術は、長く欧米諸国に水をあけられてきた。21世紀を迎えようとする今日でさえ、日本の航空機はほとんどが輸入である。
しかしはるか60年前、日本はすでに世界に冠たる名機を完成させていた。太平洋戦争で華々しく活躍、連合国側を驚嘆させた名戦闘機「零戦」である。
だがその開発にあたっては、多くの困難がつきまとった。度重なる試作機の失敗、実験飛行で尊い生命を散らせたパイロットたち……。しかし海軍側の厳しい性能への要求と、技術者たちのあくなき探究心が、ついに伝説の名機を大空へと舞い上がらせたのである。
本書は、苦難の開発物語から、戦場での激闘を経て、戦争末期にその使命を終えるまでの零戦のすべてを詳述したノンフィクション。零戦の設計主任であった堀越二郎氏、元大本営参謀・奥宮正武氏の二人の著者が、自身の経験と徹底した資料分析を集大成させた。戦後まもない日本で書かれた古典的名著、待望の復刊。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

わが国の航空技術の粋を結集して開発された世紀の傑作戦闘機「零戦」。この名機の設計主務者その人である堀越二郎と元大本営海軍参謀奥宮正武は、戦後間もない時間、膨大な一次資料と実体験に基づいて「零戦」のすべてを記録することを試みた。「零戦」はどのような技術的、時代的背景のもと、いかにして誕生したのか?そして、当事者から見た太平洋戦争期の日本海軍航空の実相とは?貴重この上ない証言と資料を満載した必携の名著。

登録情報

  • 文庫: 661ページ
  • 出版社: 学習研究社 (2007/10)
  • ISBN-10: 4059005010
  • ISBN-13: 978-4059005018
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 11 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 87,436位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この本は零戦というタイトルがついているが、実際はすべての航空機を輸入に頼っていた黎明期から如何にして世界的レベルの国産航空機の開発と生産を実現したか、最終的に日本の航空機技術、産業がどのようなものであったかが記されている。現在国内で流通している零戦に関する書籍に見られる情報の多くは、実際はこの本を基にしているのではないかと思われるところも多々ある。零戦に関する他の書籍では零戦の軽量化はあたかも防弾や急降下速度とのトレードオフによって実現されたかのよう書かれる事もあると思うが、実際は、時期割れのリスクのあるジュラルミンESDを含めて全金属翼の繰り返し変動負荷に対する強度、耐久性に関する研究、フラッター限界速度の推定法、等の日本独自の研究開発がなければあれだけの軽量化は実現できなかったことがわかる。また操縦性についても単に低翼面過重の軽量機であったから良かったというだけでなく、昇降舵の剛性を意図的に落とす効き調整方、風洞実験による空力や機体安定性の改良、独自の翼形状についての研究等の賜物であり、これら日本独自の研究開発の成果をまったく知らず、二流の模造品しか作れない国とタカをくくっていた諸外国が謎の戦闘機として驚き恐れ、日本がそのようなものを作れるはずがないとして日本人の能力を否定するために零戦が他の外国機のコピーであることを証明しようと努力したのも無理のないことだと思う。最後に、零戦と同時期の外国機を比較した文献をしばしば目にするが、本書で三菱が海軍関係者に提出したとされる「外国の製造者であれば数字に表れる性能のみで満足し、数字に表れない運動性を犠牲にするであろう」云々という内容を含んだ設計方針を熟読理解することがなければまったく実情を理解せず机上の空論のような結論に至る可能性が大きいと思う。その意味でも必読の書だと思う。
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