みどころとしては、あまりにも有名な真珠湾攻撃の影に隠れてはいるが、同日に開始された比島攻撃の模様が描かれている。
特殊効果も当時としては、まずまずのレベルではないかと思います。
しかし、「これはちょっと」と感じたのは、零戦が離陸して間もなく、
7.7mmと20mmの機銃を撃って試射を行うシーンがあるが、
映画なので、多少のオーバー表現は仕方がないにしても、撃ちすぎ。
当時、機銃の試射は、行われていたようだが、20mmは左右100発程度で威力はあるが、すぐに弾切れとなる機銃なので試射はしなかったようです。しかし映画では、間違いなく全弾撃ってます(笑)
ちょっとガッカリかな。さらに言わせてもらうと、演技が全体的に「クサイ」です。そういう時代だったから、しょうがないか・・・。
三菱の堀越技師まで登場し、零戦の開発に関するエピソードが描かれていると思ったら、今度は早見優が登場して三角関係の恋愛となったり、いろいろ詰め込みすぎの感があります。零戦に関する全体の流れは、キッチリおさえているので、零戦の歴史を学ぶことは出来ると思います。主人公が邀撃戦で離陸を強行するシーンは見ごたえがありました。また、海軍特有の「出撃搭乗員起こし」や「エナーシャまわせ」、「前離れ」などの用語が使われており、興味深い。全体的に辛口となってしまったが、零戦や大東亜戦争をここまで描いた作品は邦画では少ないので、DVDを買っても損はしないと思いますよ。