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41 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
是非、読んで欲しい,
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レビュー対象商品: 雲のむこう、約束の場所 (単行本)
「雲のむこう、約束の場所」はまさに、小説化されることをずっと、待ち続けていたかのようだ。この小説は、原作の追補用として描かれたものだろうが、世に出ている多くのそれらとは、明らかに完成度が違う。レベルが高い。 それほど、文章化することで作品本来の良さを引き出しているのだ。これほど心が震わせて読んだ作品は、久しい。 それでも、両手を挙げて、賛同、感動、というつもりはない。 良かった点、残念な点をそれぞれ考えてみた。 良い点として、小説全体を三十一才のヒロキが「あの頃」、そして「約束を果たしに向かう三年後」のことを思い出し、書きつづっているというコンセプトで描かれている点だ。 映画でのいわゆる「神」の視点ではなく、ヒロキ自身の「僕」の視点で描いたことで、作品が「しっくり」きているのだ。 ヒロキ自身〜夢の中のさゆり〜タクヤの日記 がテンポよく入れ替わり展開していく「眠りの章」は圧巻。 また、水野理佳という新しい登場人物を出すことで、ヒロキの葛藤をよりわかりやすく、より深いものにしている。 残念だった点は、前半部での「塔」の描写が目立っていなかったことだ。なぜ塔にヒロキ達は惹かれるのか?その課程と、塔自体の存在感が前半あまり感じられなかった。 また、序章と夏の章の前半で、誰が観ているのか分からない、不安定な視点があった。(後半は改善されている) 私は原作の映画には、かぎりなく5に近い星4つをつけた。 この小説は、悪い点がない訳じゃないが、それでも星5つをあげた。 オリジナルを上回っているというのではない。小説化されたことで私はやっと、この「雲のむこう、約束の場所」が、どこに収めるべき作品なのか、を理解することができたと思うからだ。 まず、映画を見て欲しい。しかしこの小説も原作と同じくらい、読んで欲しいと思う。
30 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これで全てが完結,
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レビュー対象商品: 雲のむこう、約束の場所 (単行本)
「complete book」を持っていないので、もしかしたらそちらで既に触れられているのかもしれませんが、私の捉えていた「雲〜」の世界観がこのノベルで一気に崩壊しました。 原作は謎が多くて、曖昧なところがあって、長い間色々考えさせられて。 そこに魅力を感じていたのですが、こんなにも奥深い設定があった事に読んでいて手が震えました。 自分の中の「雲〜」に関する全てが完結した感じです。 特に原作ではあまり描かれていなかったヒロキとタクヤの葛藤が感動的でした。 ただ、ヒロキ視点の思い出話という設定で話が進むため、 「ヒロキが関わっていないシーン」を「タクヤの日記」として描いていたり、「会話」で補っているのですが、 それがどうも違和感があり、原作を再現するために無理やり書いている感じがしました。 星4つにすべきか迷っていましたが、最終章を読み終えた瞬間、迷う事なく星5つを確信しました。 400P近くとかなり長いだけあって、切なくも温かいラストシーンが格別に感動です。 気持ちとか感情とか、そういうものを超越したところが描かれているような、まさに「美しくも詩的な」一冊です。 ちなみに、同じシーンでもセリフが原作と異なる部分があるので、 そういうものを見つけながら読むのも楽しみ方の一つではないでしょうか。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
原作を見ていないと…,
By いなお (東京都板橋区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 雲のむこう、約束の場所 (単行本)
私は映画を見てからこの本を読みました。映画を見ているのならリアルな描写が思い描くことが出来ると思いますが、本から入る人には少し理解が難しいかもしれません。でも物語自体はとても面白い作品だと思います。原作を崩さず、イイ感じに仕上がっていると思います。
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