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雪舟応援団
 
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雪舟応援団 [単行本]

赤瀬川 原平 , 山下 裕二
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

日本の水墨画を代表する作家、雪舟。しかし、雪舟の絵を絵として本当に見た人は少ないのではないか。「日本美術応援団」を結成した著者二人が、「頭で知ったつもりではない」雪舟とその絵を縦横に語る。図版も多数掲載。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

赤瀬川 原平
1937年、神奈川県生まれ。美術家、芥川賞作家。武蔵野美術学校を中退後、ネオ・ダダ、ハイレッドセンターなどで現代美術の破壊と創造を展開し、古き日本美術とは、どちらかといえば敵対関係にあったが、その後、日本美術に急接近。96年、山下と出会い、日本美術応援団を結成。団員1号として、各地で日本美術の応援を展開する

山下 裕二
1958年、広島県呉市生まれ。明治学院大学教授。幼少のころは昆虫少年。77年東京大学文学部入学、美術史学科に進学するも授業にはほとんど出席せず、琴、三味線の演奏家を目指す。が、大学院中途にして挫折。その後デパート勤務を経て、大学院に復学。以後、本格的に日本美術の丁稚奉公に勤しむ。90年明治学院大学文学部芸術学科にようやく就職。96年、赤瀬川と日本美術応援団を結成、初代団長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 127ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/03)
  • ISBN-10: 4120032493
  • ISBN-13: 978-4120032493
  • 発売日: 2002/03
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 240,253位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jojoni
形式:単行本
達磨を描いた雪舟の絵が表紙だし、赤瀬川源平だし、これはおもしろそうと思って手に取ったら大正解。「国宝」やら「山水画のえらい人」という通り一遍の雪舟像が崩されること間違いなし。ただひたすら近くに寄って見る、これが基本。星4つなのは、もっともっと雪舟の筆跡を眺めていたかったから。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
赤瀬川原平と山下裕二が持てる知識と感性を総動員して知っているようで知らない雪舟の作品の魅力に迫る書籍です。赤瀬川原平は、画家であり、芥川賞作家ですが、トマソンと称した路上探検で一躍話題を集め、「老人力」なる概念を広めたことで知られています。山下裕二は、明治学院大学教授で、日本美術史に関する著作がありますが、雪舟について詳しい研究者です。

雪舟の作品の内、6点が国宝になっているように、その作品の価値は、以前から相当高く評価されており、ある意味神格化された存在になっています。そんな雪舟の画業を詳細に調査し、実際の作品を丹念に調べることで見えてこないような作品成立における疑問な点を次々と解明していく知的好奇心に富んだ書籍でした。
日本人の雪舟好きは、江戸時代の大名に始まり、近代に入っても別格の存在として評価されてきました。その魅力はいったい何なのか、という感覚でのアプローチは新鮮ですし、実物の作品と対峙しての感想ですので、重みを持って伝わってきました。

章だては、切手の雪舟を剥いで見る、1「山水長巻」を見る、2「慧可断臂図」、3「冬景山水図」、4「破墨山水図」、5「天橋立図」、雪舟を応援する、であり、代表作の部分を拡大して取り上げ、そこに描かれている細かい描写まで白日の下に浮かび上がらせています。

例えば、「ナマ」の山水長巻と「冷凍」の模本、雪舟にはライブ感がある、最晩年の雪舟はモンドリアン、雪舟の「老人力」、中国自慢と見本帖、光琳の「雪舟発見」、雪舟の描く姿が見えてくる、雪舟の人物画のポイントは「し」の字、という項目の言葉一つ一つに込められた思いでその意味することが伝わると思います。
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