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雪男は向こうからやって来た
 
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雪男は向こうからやって来た [単行本]

角幡 唯介
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

第8回開高賞、第42回大宅賞W受賞後第1作!
ヒマラヤに棲むという謎の雪男。その発見に情熱を燃やす人たちがいる。捜索隊に誘われた私は、雪男を探し続ける人々の奇妙な体験談にも引き込まれていく。延べ60日を費やした捜索の結果は・・・?

内容(「BOOK」データベースより)

いったいソイツは何なのだ?なんでそんなに探すのだ?二〇〇八年十月二二日、われとわが目を疑った人は、日本中に大勢いたに違いない。「ヒマラヤに雪男?捜索隊が足跡撮影、隊長は“確信”」の見出しとともに、雪男のものとされる足跡の写真が新聞を飾った。まさに、それを撮った捜索隊に加わり、かつて雪男を目撃したという人々を丹念に取材した著者が、厳しい現場に再び独りで臨んでえぐり取った、雪男探しをめぐる一点の鋭い真実とは?―。

登録情報

  • 単行本: 344ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/8/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087814769
  • ISBN-13: 978-4087814767
  • 発売日: 2011/8/26
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 最後まで落としどころが予想できない,楽しめる一冊, 2011/8/29
レビュー対象商品: 雪男は向こうからやって来た (単行本)
「空白の五マイル」に続いて出版された本書は,ヒマラヤのダウラギリ山系のコーナボン谷において,雪男を捜索するという,未確認生物を探し出そうというある意味で荒唐無稽のお話である。

雪男が発見されていれば,今頃すごいニュースになっているだろうし,そういう意味では「やっぱりいなかったのか」と結末を予想したりもするけれど,読み進めていくにつれて,「あれ?もしかして居たの?」と感じさせるところはすごい。前著でもそうであったが,「グイグイと読ませる力」は著者の天賦の才能であるのか,一晩かけて一気に読むのもお勧めできる。
実際には,本書が前著よりも先に書かれていたためか,文章のところどころの修飾がやや多いように感じられたりもするが,特に嫌味になることもなく読むことができるのがいい。
実際の,著者を含めた捜索隊の顛末を含め,このコーナボン谷がどうして,「日本人の間でこんなにも雪男が出没される場所」として認知されるにいたったかが,綿密な取材によって明らかになる。
その構成は,前著でおなじみであるが,薀蓄になることのない,「ハラハラして読ませる知識」としても読み応えがある。
最終的にはまた,山あい深くに出かけてしまうのであるが,最後まで落としどころが予想できない,楽しめる一冊である。

可能であれば,現在の文章量であればもう少しスリムな体裁にするか,さらに取材をすすめて倍ぐらいの量を提示するかをしてほしかったりもするが,著者の興味がさらに次に移ってしまっている現状では,それを期待するのは贅沢か。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 引き込まれる文体, 2012/2/5
レビュー対象商品: 雪男は向こうからやって来た (単行本)
ぐんぐん読み進めることのできる本だ。
いろいろな目撃談から話を推し進めるのだけれども、ここまで来るといるなという考えになってしまう。
でも、何が好きでこんな寒いところにすむのだろうか?
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おもしろい。今井通子、田部井淳子といった先人の目撃譚は玉石混淆である, 2011/10/21
By 
Gori "the 11" (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 雪男は向こうからやって来た (単行本)
著者は、早稲田大学探検部を経て、朝日新聞記者。
退社後2008年の「雪男捜索隊」に加わりネパールへ向かう。
そこで目撃された足跡や、今井通子、田部井淳子といった先人の目撃譚は
玉石混淆である。
現地の人さえ見たことがないという雪男、
それはユキヒョウではないのか、ヒグマではないのか、カモシカではないのか、
サルではないのか。

ネパールというと厳寒のイメージだが、著者たちがベースにしたポカラは一年を通してカトマンズよりも暖かい。
過ごしやすく温暖な気候だが、カトマンズのからっとした気候に比べると、ポカラの湿度は多少高め。
雨季には蒸し暑さを感じることもあるが、日本の湿気に慣れている日本人であれば、十分適応できるし、
日本の猛暑に鍛えられた体であれば、過ごしやすいぐらい。

ただし6000メートル以上の山は雪も降るし、雪崩も起きる、氷河だってある。
低地は熱帯のジャングルで、冬の間はそこに潜んでいる雪男は、
夏になると芽吹きだした草木を食べようとして岩山に上がってくるようだ。
しかしなぜそのような行動様式を取る必要が、あるのだろうか。
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