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雪片曲線論 (中公文庫)
 
 
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雪片曲線論 (中公文庫) [文庫]

中沢 新一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

心身の修行で得た深い洞察と柔軟なメチエの精神をベースに、フラクタル理論、コッホ極線などの創造的な援用によって、スタンダードな認識の構造を変え、思考の領域を無限に拡げようとする知性の運動の軌跡。

登録情報

  • 文庫: 362ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1988/07)
  • ISBN-10: 4122015294
  • ISBN-13: 978-4122015296
  • 発売日: 1988/07
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 タオイストの本 2009/8/15
形式:文庫
忘れもしない1989年の夏、本書を読んだ私は「訳分からないけど面白いっ」と、当時ハマっていた横尾忠則の画家日記と同じ読後感覚を覚えました。決してロジカルでもなく、啓蒙的でも無い文章だが、著者が学者にもかかわらず意図的に書いているところに「ズルいけど、こんなのアリなんだ!」思ったことを覚えています。
著者に対する評価は賛否両論あるが、改めて中沢さんのやってきたことを辿れば、彼は思想アーティストだと思えば全て合点がいく。当時なぜか浅田彰氏の文章には全く魅き付けられなかったのも、自分にとって学者の文章か、アーティストの文章なのかを、無意識に振り分けていたせいだと思う。私にとって本書は次のWHATを考える時のおもちゃ箱のようなもので、一生手放せない。
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12 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 麻薬のような面白さ。 2003/8/4
形式:文庫
冒険的思考に翻弄される面白さ、と言うことだけを考えれば、この雪片曲線論は実に様々な概念やインスピレーションに満ちている。しかも中沢新一は、これらを決してロジカルにつなげてゆくことをせず、必ずアナロジカルなイメージの連鎖に織り込んでゆこうとする。その手業にはたしかに絶妙なものがある。この語り口は、論理的な説明に用いるべきものではないのだ、と知りつつも、読んでいて自然に呑み込まれてしまう。あたかもファンタジーが、その意味することでなく登場する風景の存在のみによって読者を引きつけるように、中沢新一は語りという魔術の中に様々なイメージを織り込んでゆく術を心得ている。読者はこの幻覚にただ魅了されるばかりである。
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