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雪月夜 (双葉文庫)
 
 

雪月夜 (双葉文庫) [文庫]

馳 星周
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

裕司は幸司を殴る。幸司は裕司に嘘をつく。二十年、そうやってきた。うんざりだった。ふたりを繋ぐ鎖を断ち切りたかった--。ノワールの旗手が硬質な筆致で描く血と暴力の文学。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

裕司と幸司、幸司と裕司。裕司は幸司を殴る。幸司は裕司に嘘をつく。二十年、そうやってきた。うんざりだった。ふたりを繋ぐ鎖を断ち切りたかった―断ち切った。そう思っていた。間違いだった。裕司はおれに取り憑いた悪霊だ。おれが死ぬまで消えることはない。戦慄の長編暗黒小説。

登録情報

  • 文庫: 571ページ
  • 出版社: 双葉社 (2003/05)
  • ISBN-10: 4575508799
  • ISBN-13: 978-4575508796
  • 発売日: 2003/05
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
憎しみ 2006/11/17
By 87
形式:文庫
根室でひとりロシア人相手に商売をしながら日々

を送る幸司のもとへ,やくざになった裕司が姿を

現す。組の金を盗んだうえにロシア人情婦と共に

姿をくらました敬二を探すのを手伝えという・・・

地獄に産み落とされた醜い双子のような二人。

裕司は幸司を殴る

幸司は裕司を騙す

裕司は幸司の物を奪い取る

幸司は裕司の物を騙し取る

これがこの物語をよく表した文章であると思う。

ただそれだけと言えばそれだけ・・・でもそれだけで

これだけの文章を読ませる作者の筆力がすごいのか?
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By goji
形式:単行本
不夜城をひっさげて登場したノワールの旗手。
漂流街で頂点に達した氏の暗黒度。
そこからどう抜け出すのか、どう突き破るのか。じれったい思いをしながら見続けてきたけれど。

タイトルに現れているとおり、雪月夜のまちに繰り広げられる暗黒劇は、暗黒の街、新宿、渋谷で繰り広げられるそれよりも凛として印象深い。

手法的には今までのなぞりだけれども、この風景の美しさが妙にマッチしていておもしろい。

このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
馳星周氏の本は不夜城を始め、何冊か読んだのですが、この本だけ2度、3度と繰り返し読みたくなりました。
極寒の町で繰り広げられるドロドロとした本作のドラマは、馳星周氏の本の中でも特にピンと張りつめた空気感を醸し出していて、山場の場面においては、こちらもヒリヒリするような緊張感が伝わってきました。
私が読んだノワール小説の中では最も印象的な本であり、クライマックスは何度も「観賞」したくなる衝動に駆られる、不思議な磁力みたいなものが発生しているような気がしました。
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最近のカスタマーレビュー
内容はおなじみのパターンだが
ロシアと国境を接する根室という地の特殊事情、そして
幸司と裕司という幼馴染の関係を描き、馳星周氏が
新境地を切り開いた作品である。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/13 投稿者: まどか
暗く重く美しい
全体的に暴力と策略がが張り巡らされている。
さらに北海道の冬の厳しい寒さがリアルに描かれ、痛々しく寒いイメージが付きまとう。... 続きを読む
投稿日: 2008/3/4 投稿者: 一葉
☆ あまりにも日本語が・・・ ☆
うーーん。何と言うか・・・
常識的な事柄を誤って書くのは頂けない。
「『鳴かぬ』なら殺してしまえ・・・」を「『泣かぬ』なら殺してしまえ」とか... 続きを読む
投稿日: 2004/12/20 投稿者: gaki15
とち狂った人のための退屈な作品
馳星周初体験する際には薦められない相手。
他のミステリーや暗黒小説と比べ、
暴力やトリックといった“わかりやすい”刺激が少なく、... 続きを読む
投稿日: 2003/12/13 投稿者: ikd
雪に覆われた北の町、閉塞感、暗い情念、汗、欲・・
舞台は新宿から北の辺境(まさに!)根室。
やくざ、悪徳警官、悪徳政治家。熱気と人いきれにあふれる新宿から極寒の雪に覆われた町が舞台。... 続きを読む
投稿日: 2003/7/28 投稿者: yuishi
馳ファンが安心して読める本だが。。。。
ファンの期待を裏切らず、救いようの無い人物の救いようの無い行為の連続。そして馳ファンなら誰でも予想するであろうラスト。もう不夜城や夜光虫などを読んだ時の驚きは無い... 続きを読む
投稿日: 2003/5/30 投稿者: やまたけ
新宿から根室へ場所を変えた滅びの歌
馳星周のストーリーテリングの醍醐味が溢れる作品でありながら、作品の基調を成す人間という素材において相変わらず救いがない。つまりせっかくのロシア-日本の国境地帯であ... 続きを読む
投稿日: 2001/1/5 投稿者: crimewave
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